【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。

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それからというもの、私たちの関係はこじれてしまった。


…正確には、私と徹くんの関係が。



まもなく総体が終わると、及川たちは引退し、

Aも自身の総体が控えていたため練習が忙しくなり、


朝一緒に行くこともなくなった。



何度か謝ろうとしたのだけれど、

携帯も何故かつながらず、教室にも家にもいない。


あからさまに避けられているようだった。



そして、一言も交わせないまま及川は卒業した。



今では、まだ近い距離だとはいえ、

高校に上がるタイミングで引っ越してしまったから


あの十字路を通ることもない。



あれから3年が経とうとも、

私たちの時間はずっと止まったままだ。





今さら会って、私はあなたに何を言えばいい。


今さら会って、私はあなたにどんな顔をすればいい。




______________________



菅原に礼を言い、

ドリンクの準備をするために体育館を離れた。



「Aさん」



また、見知った声がする。

振り向くと、そこにはまた懐かしい後輩の_______


A「国見ちゃん！…と？」


ピンクの頭をした人と、背の高いフワフワしてそうな人。


国見「あー、3年の先輩です。Aさん、久しぶりですね」


「え？なんなの俺らの紹介それで終わりなの」


A「そだねー」


「うん、君もよく普通に続けられるよね」


ピンクの頭の人がツッコンできて、

ふわふわの人がさりげなく、「俺が松川でコイツが花巻」と


自己紹介してくれた。

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