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夜咄...8 ページ9

「んー!楽しい!」

叫び疲れる程絶叫マシンに乗ったおかげで喉が渇いてしまった。

さっきのとこ〜って…
「自販もあるのか…あ。」
「お」

またもセトさんに会ってしまった。
水って事は伸太郎さんのかな?

「また会ったっすね!」
「よく会いますね。」

冷や汗を垂らしながら笑顔で対応する。

「………。」
「?」

じぃっと顔を見つめられ、首を傾げる。

「あの…」
「カノならシンタローさんについてるんで今いないっすよ。」
「あ、そうですか。」
それは良かった。
「はは!そんなにカノ嫌いっすか?」
「あ、いえ、嫌いではないですけど…」

ただ、恥ずかしいというか…

「でもさっきさっさとどっか行っちゃうんすもん。
俺、もっとAさんと話したかったのに。」
「え?えと、それはすみません。てか名前…」
「あぁ、カノに聞いたっす。」
ですよね!

「飲み物、買わないんすか?」
「あ、あぁ、買います。」
「何買うんすか?」
「ええと、紅茶ー…ですかね。」
うん、紅茶が一番かな。
財布を取り出そうとするとチャリンと小銭の入る音が聞こえた。
続けてピッという電子音。
…自分の分かな?
「はい、Aさん。」
「え?」
「紅茶っすよね…?」
「え、あ、はい。紅茶ですけど…。
…これは?」
「紅茶っすね!」
いや、わかってますけど。
「えと…私に?」
「そうっすよ?」
いや、キョトンて。
こっちがキョトンてしたいんですが。
「あ、あ、お金払いま「いらないっす!」いや…」
「受け取ってもらえないっすか?」
しょぼんとするセトさんにキュンッとときめく。

か、可愛い…!

「じゃ、じゃぁいただきますねっ!」
「はいっす!」
一瞬にして輝かんばかりの笑顔に変わったな。
「…あの、でも悪いです。」
「そうっすか?
俺がしたくてしただけなんで気にしないで欲しいっす。」
「でも…」
「…なら、一個お願いしたい事があるっす。」
「あ、はい。」
「後で、一緒に観覧車乗らないっすか?」
「いいですけど…もう一度会えるんですか?」

「そうっすねー…、会うのは難しいと思うっすけど、」
少し考える仕草をしてから、やはり爽やかな笑顔でこう言った。


「会えなかったら会いにいくんで大丈夫っす!」


なんだこのイケメン。

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設定タグ:カゲプロ , カノ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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空良(プロフ) - クロアさん» やってない;; ごめんね! (2013年6月23日 23時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - クロアさん» ありがとう(>_<) (2013年5月26日 22時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - クロアさん» 更新遅くてごめんね(>_<) (2013年5月26日 12時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ぐる〜み〜さん» テスト終わったので更新しますね!^^ (2013年5月23日 23時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 叶流さん» 分かったってばwwww今日更新出来たらいいなぁ… (2013年4月11日 20時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2013年3月10日 12時

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