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夜咄...2 ページ3

「あの」

そこにいた4人が振り向く。
よく見るとちょっと異様な集団だった。
格好とか、まぁ黒いフード付きの服を着てる人は普通だけど、
赤ジャージと緑のつなぎ、そのつなぎを着てる人の上に少女。

「ん?あ、あれ?」
「?どうかしたっすか?」
つなぎを着たイケメンさんがニコッと笑う。

「あ、いえ、お願いがあったんですが…。」

おかしいなぁ…
もう2人いるはずなんだけど。

「えーと、変な事聞きますけど…もう2人いませんか?」
4人が顔を見合わせる。
「何で?お願いなら話によりけりだけど、取り敢えず聞くよ?」
黒いフードを被った男の子に目をやる。
「…そうですね。」
どうやらこの人は面白かったら受け入れようと思ってるらしい。
その判断基準大丈夫か?
それはさておき少し迷う。
まぁ、4人ならいいかな?
でも一人減ったら別れられない!?
あ、いや、通るだけだからいいのか?
なんてことをぐるぐると考えていると赤ジャージの人に話しかけられた。

「もしかして、人数が多くないといけないのか?」

「あ、はい、できれば…」
もういいや、話してしまえ。
「実はこれなんですけど…」
チケットを赤ジャージの人に見せて自分は黙る。
この人頭いいみたいだからわかってくれるだろう。
しばらく顎に手を当てて考えた後、分かった、と言った。

「誰がいいんだ?」
「えと…誰でも。」
他の人達が首を傾げる。
「なら…」
ぐるりと見回してから黒いフードの人に向かって
「ついて行ってあげてくれ」と言った。
「?りょ〜かい。」
キョトンとしながらも、笑って快諾してくれた。
「ありがとうございます、カノさん」
「へ?」
「じゃぁ行きましょうか。
伸太郎さんも、ありがとうございました。」

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設定タグ:カゲプロ , カノ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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空良(プロフ) - クロアさん» やってない;; ごめんね! (2013年6月23日 23時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - クロアさん» ありがとう(>_<) (2013年5月26日 22時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - クロアさん» 更新遅くてごめんね(>_<) (2013年5月26日 12時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ぐる〜み〜さん» テスト終わったので更新しますね!^^ (2013年5月23日 23時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 叶流さん» 分かったってばwwww今日更新出来たらいいなぁ… (2013年4月11日 20時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2013年3月10日 12時

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