【両角】異端者の愛 【キャラクター】

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どうでもいいけど、私は病院が嫌い。


自分が閉鎖病棟にいたからってのもあるけど、なんか嫌。


だから医者に頼み込んで明日で返してもらうことになった。


私が寝ている間にすでに傷の治療も済んでおり、激しい運動をしないと約束したうえで縮めてもらった。


本当は絶対あり得ないよね。うん、わかってて頼んだんだけど意外とすんなりオッケー出た。


私の精神状況を気遣ってか、個室の病室だ。


窓の外を見るとすでに夕日が光っていた。


向かい側の廊下の窓からは両角君が手を振っていた。





…ん？両角君？



急いで窓を開ける



両「Aー！」


「両角君！ 取り調べは終わったの？」



私はそう叫ぶが彼は全く聞いてないのか窓の淵に足を上げる。


おいおいおいおい




両「そっちいく」


「え、ちょ」



私の静止を聞かずに飛び込む両角君


私が伸ばした手が両角君の手を掴むも、両角君自身は届かずそのまま落ちる。



「む、無理無理無理無理！！」


引っ張られた私もそのまま落ちる


両「A、おいで」


そういって両角君に引っ張られ、抱きかかえられる。


そのまま中二階の高さから下の中庭の小さな花畑に落ちた。


小さな花が宙に舞う。


「なんて無茶するの！」


そう私が叫ぶと彼は嬉しそうに笑った

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