【あんスタ】そうだ、痩せて復讐しよう。

＃３１.一週間 ページ32

『……はーい、10分休憩！』



手を叩いて、レオ達に告げる。
スマホのタイマーを10分にセットして、皆の元へ行った。





【ジャッジメント】まで一週間もない。



…私は現在、レオと紅郎と天祥院と仁兎の臨時ユニット、
【ナイトキラーズ】のプロデュースに励んでいる。



なお、私が衣装を作るのはKnightsである。
……なのに、Knightsとのレッスンは１つもない。






『あれっ、私ずっとナイトキラーズ？Knightsは？？』

嵐「Knightsのプロデュースは百合亜ちゃんって決まってるの。
……多分彼女が裏で手を回してるんだと思うわ。」

みか「勝負までの間、Aちゃんを
Knightsの人らに極力近づけさせんつもりやな…」

『…マジで？』




…以上がそうなった経緯だ。

かなり胸糞悪い話だよね！プンプン！！
まぁレオのことも心配だしいいけどさ！！






『ほい、スポドリとタオル。』

レオ「おおっ！ありがとな、Aー！」

紅郎「悪りぃな、嬢ちゃん。」

『気にしないで？これもプロデューサーの仕事だし。
……はい、二人もどーぞ。』




遠くで休んでる天祥院と仁兎にも渡す。




英智「ありがとう高嶋さん。」

なずな「あ、ありがとら…っ！」





仁兎は吉澤じゃないからか、比較的安心しきっている。






天祥院は…正直言うとよく分からない。


私にスポドリを渡されてもにこにこ笑っているけど、
その笑顔すら、怪しく見えてしまう。












……その笑顔の裏には、何を隠しているの？





レオ「なぁなぁA！衣装どうだ？進んだか？」

『うーん…微妙……
最近あんま一緒にいれてないから…』

紅郎「多分吉澤が裏で何か企んでんだろ。
今日沢山の書類を運ばせてた吉澤を見たぞ。」





おいアバズレ、
自分の荷物ぐらい自分で持てよ。人を顎で使うなコラ。











英智「……ねぇ、そろそろ10分経つんじゃないのかい？」

『え＿＿＿＿』





スマホのアラームが響く。
……天祥院の体内時計、精度よすぎて笑えない。








英智「それじゃあ、練習を再開しよう。」

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