【あんスタ】そうだ、痩せて復讐しよう。

＃２６.迷い兎 ページ27

百合亜「それ、私のスケッチブックだよ？だから返し」

なずな「違うっ！これは…全部Aちんのだ！
お前が全部仕組んだんだな…皆に言ってやる！！」





部屋を出て、皆の元へと進む…












…そのはずだったのに、




百合亜「…じゃあ、Ra*bitsの衣装切っちゃおうか！」

なずな「っ！？」



そう言って吉澤は【七夕祭】でRa*bits(俺たち)が着るはず衣装に鋏を据えた。





百合亜「それにしても馬鹿だよねぇ、アイドルって。
ちょーっと泣けばすぐ私の味方だよ！？可愛いって本当勝ち組だよね！」

なずな「何してんらよ！
お前…自分が何してんのか分かってんのかっ！？」






百合亜「…なずなくんがこの事言うなら、この衣装も、
Ra*bitsのデザインもみーんな切るよ？



確かRa*bitsってまだ弱いんだよね？














衣装がないと、困っちゃうよね〜？」






＿＿＿＿＿＿＿＿




side⇒高嶋A




なずな「……だから俺は、吉澤の言いなりになった。
まだ迷っていた子どもたちにAちんが悪いって教え込ませたのも俺だ。



朝のことだって、本当はしたくなかった。





けど、吉澤に逆らったらRa*bitsが壊される。











Ra*bitsは、俺のユニットだ。俺が責任持ってあの子たちを守る。」







ごめんら、そう言って仁兎は背を向けた。






仁兎は何も悪くないのに……








『ッ仁兎！』

なずな「な、何らよっ！？」









『今日の放課後、大講堂で集会をするんだ！
……よかったら、Ra*bitsの皆で来て？』





そんなの、絶対におかしいよ。





■□■□■□

〜おまけ〜



〜Aがなずにゃんと話している間〜





レオ「そういや、紹介の時、なんでクロはAのこと睨んでたんだ？」

紅郎「あぁ…まさかあの細くてすらっとした女が嬢ちゃんだとは思わなくてな…
思わずガン飛ばしちまったんだ。許してくれ。」

渉「フフフ、Aさんは元々素敵な原石でしたが、
半年でここまで美しいダイヤモンドになるとは！これこそまさしくAmazing!!☆」

零「我輩もまさかAの嬢ちゃんだとは夢にも思わず、
ちょっとドキッとしちゃったぞい。」

つむぎ「零くんのそれは高血圧じゃないですかね〜」

レオ「だあああ！Aは渡さないっ！
ゆくゆくは俺の妃になるの！だからダメだッ！！」

＃２７.助ける→←＃２５.ラビット・モノローグ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す