＊5＊ ページ31
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ばぁぁんっ..__
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勢いよく開けたﾄﾞｱ
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「ﾝ..」
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甘い声を漏らす君
翔くんとAの距離
__およそ5ﾐﾘ
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ﾄﾞｱの音なんて、
俺のことなんて、
まったく気にも留めない
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ｽﾛｰﾓｰｼｮﾝのように
ゆっくりゆっくり近寄っていく
2人の唇に
声も__でなくて、
見てられなくて思わず瞑った目
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「..お前さ」
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翔くんの声にゆっくり目を開けたら
2人がこっちを見ていて
自分に話していることに気づく
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「..ｯしょーちゃん」
小っちゃく聞こえた君の声
「Aもちゃんと言えよ」
普段は見せない鋭い翔くんの声
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「もう、十分だよ..しょーちゃん」
ありがと、って呟いて
俺を見て__
君の瞳を見たら、ちゃんと謝らなきゃ..って思った
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「「ごめんなさい」」
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重なった言霊と
同じように下げた頭
そっと顔をあげたら君と目が合って、微笑んで
やっぱりまた__好きになる
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「やっぱりじゅんくんが好き」
ちっちゃく聞こえた君の声
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「おれも..だいすき」
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「喧嘩するほど仲がいい..ってか」
呆れたように言う翔くんの声が
少しだけ耳に届いた気がした
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【喧嘩するほど..仲がいい?】
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作者名：DJ×MJスタッフ一同
x他1人 | 作者ホームページ：.
作成日時：2014年8月30日 0時
