5 ページ11
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'Side.O'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
8月30日は、松じゅんの31歳の誕生日。
松じゅんは、いつも俺のこと褒めてくれて、
ライブで絡んでくれて、
カッコイイ顔してるのに人一倍寂しがりで人懐っこい
可愛い弟みたいな存在。
そんな彼に、今回は絵をプレゼントしようと思う。
....松じゅんの顔は描いてみたいけど、
なんかそれをあげるのは少し気恥ずかしい感じもするから
それはまた今度ってことで(笑)
今年は動物好きの(だけど動物にはいつも嫌われてしまう)松じゅんに
仔犬の絵を描いてあげるんだ。
せっかく描くんだから、と、大きなキャンバスを用意した。
友達が飼い始めた仔犬を座らせて、いざ、お絵描きスタート。
けど、仔犬ってやっぱじっとしてらんない。常にコロコロコロコロ動いてるから
普通の絵より、何倍も描きにくかったし、何倍も時間がかかった。
それが仔犬の可愛いところでもあるんだけどね。
色遣いも、なるべく松じゅんのイメージに近いものにした。
勝手な俺の想像だけど、勘のいい松じゅんなら
気づいてくれるんじゃないかな？
でもねー、俺も犬だったら
松じゅんの手から逃げ出したい気持ち、分かるかも。
だって松じゅんの手は暖かくて気持ち良いけど、
あんな大きな瞳に見つめられたら、
ちょっとびっくりしちゃうかも。笑
って、こんなこと言ったら松じゅんに怒られちゃうかなあ？
そんなことを考えながら、俺は絵を完成させた。
何日もかけたこの絵は、今までの中でも一番良いのではないかというぐらい
自信のある出来栄えだ。
さっそく、壁に掛けられるように後ろにフックを取りつけて
またまじまじと絵を見た。
O「あ...これ、どうやって持っていこう(笑)」
ちょっと大きすぎて、隠すには無理があるサイズだ。
O「まあいっか。」
気合が入りすぎちゃったってことで。
どこか松じゅんと同じような瞳を持った
絵の中の仔犬を軽く撫でて、俺は出かける準備をした。
松じゅんなら、きっと喜んでくれるはず！！
松じゅん、是非とも部屋に飾ってくれよな！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：DJ×MJスタッフ一同
x他1人 | 作者ホームページ：.
作成日時：2014年8月30日 0時
