§テニスの王子様§〜貴方を愛して貴方に愛されて・・・初めて幸せを感じた・・・〜冬に咲く・・・奇跡の桜・・・

1つの奇跡・・・景吾様side ページ34

侑「止めれん方法も・・・ないことはないで・・・」

景「本当か！？」

侑「やけど・・・確立は1％もあらへん・・・」

その小さな奇跡に賭けるしかないのか・・・？

精「その奇跡に賭ける・・・それが跡部でしょ？」

景「・・・あぁ！」

侑「跡部やったらそうゆうと思ってたで！・・・方法は
カウンターでAが乗ってる飛行機と繋ぐマイクがあったら・・・」

あったら・・・？

侑「マイクがあったとしても・・・
こことの距離が・・・重要な鍵になるわ・・・」

・・・

景「だったら急ぐぞ！」

・・・・・・

女「・・・少々お待ち下さい」

景「急げ！！」

女「はいっ」

A・・・お前は俺の女だろ・・・？

俺の女だったらそんなに弱くないだろ・・・？

だったら逃げ出すんじゃねぇよ・・・

自分の最期くらい自分で見届けろよっ・・・

・・・・・・

女「こちらへどうぞ」

景「行くぞ！」

自分でもコンナに必死な理由が分からなくて

どれだけAを愛してるのかも分からなくなった・・・

・・・・・・

女「もしこちらから距離が決められた範囲まで届いてなかったら
繋がりませんので・・・承知を・・・では」

そう言って女は出て行った・・・

景「・・・」

電源を入れた・・・

何で言葉が出てこない・・・っ！？

コンナにもAを引き止めたい思いがあるのに・・・

お前を世界一愛してるんだ・・・でもその言葉が伝えられない・・・

何で俺はいざと言う時に何も出来ないっ・・・

涙さえ流すことができない・・・

一体何を伝えればいい・・・？何を・・・言えばいいんだ・・・？

侑「今思ってることそのまま伝えればええやん・・・」

今・・・今俺が思っていること・・・

・・・アイシテル・・・誰よりも・・・

景「スゥ・・・」

俺は力強く息を吸った・・・

景「A！！A！！聞こえてるか！？」

俺は大声で叫んだ・・・相手に聞こえてるのかどうかも知らずに

でもあっちからは何の音も聞こえなくて・・・

愛するAの声も聞こえなかった・・・

景「繋がれよっ！ふざけんじゃねぇ・・・よ！」

侑「跡部・・・」

景「何でっ・・・繋がれ！繋がれよ！」

一生懸命になってる自分の意味が分からなくて・・・

必死に俺は叫び続けた・・・

ジリ・・・ジリジリ

全「！！」

1％の奇跡は・・・願えば起きる・・・

重い想い・・・貴方side→←【別れ】は【突然】に・・・景吾様side

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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