2cm ページ3
鈴side
目を開けたらそこは草が生えていた。
ムクリと起き上がってまわりを見る。
ここ、どこだろう？
ふと誰かが走ってくる音がした。
？「あれは・・・風呂敷？」
片目が髪の毛で隠れている男の子。
だれ？
風呂敷って言ってた。
あ、これのことか。
私は頭に被っていた風呂敷を取った。
？「父さん､この子女の子です。どこから来たんでしょうね」
父さん？
片目の男の子しかいないはずじゃ・・
ヒョコッ
そんな効果音を立てて片目の男の子の肩に目玉が出てくる。
片目の男の子が私に手を出してきた。
？「君・・・名前は、」
名前？
名前はないけど・・・｡
そしたら目玉が喋った｡
目玉「多分この子は空から落ちて来たんじゃろう」
？「空から？」
目玉「空には色々な妖怪もおる｡その中の誰かの子かもしれんな」
？「僕はゲゲゲの鬼太郎｡ここは妖怪横町だよ」
私はなんだか声を出さなくちゃいけない気がした｡
『・・・なまえ、ないの』
鬼太郎はちょっとびっくりしていたけどすぐに落ち着いてお話してくれた｡
鬼太「名前・・ないのか・・｡そしたらとりあえず皆に紹介して誰かに預けないとな」
目玉「わしもそれが良いと思う」
私は鬼太郎に手を引かれてその“皆に紹介する場所”に行くことになった｡
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(名前)アネモネ(プロフ) - 琉衣さん» ありがとうございます！期待を裏切らないよう頑張ります｡ (2020年10月20日 7時) (
レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - 初めまして！早速ですが読ませて貰いました！ 続きが楽しみです！ (2020年10月19日 21時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅりゅ | 作成日時：2020年10月19日 16時
