検索窓
今日:28 hit、昨日:118 hit、合計:957,676 hit

鬼の妹 弐拾伍 ページ31

.



冨岡side


胡蝶とは二手にわかれた…その後山に入ったはいいが、途端、沢山の死者が居た…辺りは血の匂いが漂っている…
Aは苦しそうに箱から出てきた


貴方「う"う"う"……」


Aは少し、血の匂いに反応していた…やはり匂いには反応してしまうんだな…だがAは大丈夫だろう…俺は信じている…


冨岡「大丈夫か…少し息を止められるか」


貴方「うー…」


Aは口を塞いだ…俺はAを姫抱きした


冨岡「あと少し我慢してくれ…」


貴方「ふーふー…」


息が荒く目がいつもと違う…早くここを去らないとAが可哀想だ



________________




貴方「うーうー!」


冨岡「A!待て!行くな!」


血の匂いがしない場所まで移動すると、Aはどこかへ走って行ってしまった
一人行動なんて危ない…Aを殺そうとする隊士や傷付ける鬼が居るに違いない…!早く追いかけないといけない!


「ギャァァ!!」


冨岡「っ!!クソっ…どうすれば」


前はAが走っている…だがその逆方向からは隊士の声が聞こえる…助けを求めている声だ…俺は一体どっちへ行けばいいんだ…



そう言えば移動中Aがこんな事言ってた気がする…




_______



貴方「うー!」


冨岡「?どうした?」


貴方「うー〈私より、他の隊士を守って〉」


冨岡「っ!…だが」


貴方「…うー……」


冨岡「………」


____________


俺は結局何も言えなかったが、Aの願いなら俺は…俺は…


冨岡「Aの願いを優先する…」


だから頼む…死なないでくれ…A

鬼の妹 弐拾陸→←鬼の妹 弐拾肆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (940 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2275人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (2023年5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。