鬼の妹 弐拾伍 ページ31
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冨岡side
胡蝶とは二手にわかれた…その後山に入ったはいいが、途端、沢山の死者が居た…辺りは血の匂いが漂っている…
Aは苦しそうに箱から出てきた
貴方「う"う"う"……」
Aは少し、血の匂いに反応していた…やはり匂いには反応してしまうんだな…だがAは大丈夫だろう…俺は信じている…
冨岡「大丈夫か…少し息を止められるか」
貴方「うー…」
Aは口を塞いだ…俺はAを姫抱きした
冨岡「あと少し我慢してくれ…」
貴方「ふーふー…」
息が荒く目がいつもと違う…早くここを去らないとAが可哀想だ
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貴方「うーうー!」
冨岡「A!待て!行くな!」
血の匂いがしない場所まで移動すると、Aはどこかへ走って行ってしまった
一人行動なんて危ない…Aを殺そうとする隊士や傷付ける鬼が居るに違いない…!早く追いかけないといけない!
「ギャァァ!!」
冨岡「っ!!クソっ…どうすれば」
前はAが走っている…だがその逆方向からは隊士の声が聞こえる…助けを求めている声だ…俺は一体どっちへ行けばいいんだ…
そう言えば移動中Aがこんな事言ってた気がする…
_______
貴方「うー!」
冨岡「?どうした?」
貴方「うー〈私より、他の隊士を守って〉」
冨岡「っ!…だが」
貴方「…うー……」
冨岡「………」
____________
俺は結局何も言えなかったが、Aの願いなら俺は…俺は…
冨岡「Aの願いを優先する…」
だから頼む…死なないでくれ…A
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わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (2023年5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時