44話《天宮 鈴》 ページ45
もうそろそろ集会が始まる
生徒の前で自己紹介？みたいなやつするんだよ？
あ、グルさんの番になった
「諸君」
グルさんがそう言うと騒がしかった体育館が静かになった
1年生からしたらグルさんの声って怖いのかな…？
私も初めてグルさんと話した時めっちゃ怖かったんだよね…
そう思いながらもグルさんが言葉を発するのを待つ
「入学おめでとう。俺から長々話すつもりは毛頭ない。俺から諸君に送る言葉はただ一つ。『この学園の主役は我々だ』という事だ。この学園に脇役と言う存在はいない、この学園にいる生徒全てが主役だ。個性が無い？地味？それすらもお前達を輝かせる個性である事を忘れるな。君達が送るこの学園生活が、心から愉快で驚きに満ちたものになる事を祈る」
…ほんと…グルさんっていいこと言うよね…
sha「ほんまええこと言うよな、グルッペンって」
鈴「うん…本当に…」
グルさんの番が終わり私達の所まで戻ってくる
それからあっという間に私の番が来た
私は深呼吸をして体育館の舞台に立つ
私は舞台下に居る生徒達を見る
その時私の仲のいい友達が私に向かって大声をあげる
mob1「鈴！頑張れ〜！」
mob2「落ち着いて！」
私は2人にそっと微笑み他の生徒に目を向ける
鈴「皆さんおはようございます！そして新1年生の皆さんご入学おめでとうございます！私は生徒会の会計をしている天宮鈴です！まぁ私もグルさんみたいにいい事は言えないけど皆さんは1人なんかじゃないですからね、自分だけ抱え込んで自分を追い詰めるのはやめて誰かに頼ってくださいね、まぁこれからよろしくお願いしますね！」
まぁさっき言ったことは自分の事みたいなもんだけどね
自分だけで抱え込んで自分を追い詰める…まんま私だなw
そうして私は元の位置に戻った
私の過去を知っているシャオちゃんは悲しそうな目で私を見ていた
鈴「そんな顔しないでよ」
sha「やけど…さっきの話鈴の事やろ？」
鈴「うん…皆は私みたいになって欲しくないからね」
そんな会話をして他の生徒会役員の挨拶を終わり集会が終わった
シャオちゃんと教室に戻ってると大先生と会った
ut「あ、シャオちゃんと鈴ちゃ〜ん！」
sha「ｹﾞｯ…大先生…」
鈴「やっほ〜」
ut「ﾁｭﾒﾀｲ！って違う！さっき生徒会の集まりでなんで置いてったん！」
鈴「だ…だって…」
私がシャオちゃんを見ると急に私の手を掴んで大先生の横を通り過ぎる
なんか大先生が後ろが私達を大声で呼んでいたそう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛月いず(元りぃふ)(プロフ) - rewさん» わざわざ、ご丁寧にありがとうございます…！そうなんですね！参考にしてみます！(？) (2020年8月5日 20時) (
レス) id: 0b050cbadc (このIDを非表示/違反報告)
rew(プロフ) - 私の周りじゃ○○せんけ？と物事に誘う時に多く使われてますね〜。行こうけ？の場合「行かんけ」が基本的に多いですよ〜。 (2020年8月5日 20時) (レス) id: b43965c35b (このIDを非表示/違反報告)
rew(プロフ) - 四ツ葉奏さんやで〜 (2020年8月5日 20時) (レス) id: b43965c35b (このIDを非表示/違反報告)
ミク*shark@だーいすき！(プロフ) - 次誰やっけー？ (2020年8月5日 19時) (レス) id: 8e46c75e30 (このIDを非表示/違反報告)
雛月いず(元りぃふ)(プロフ) - rewさん» ひえっ、申し訳ないですっ…変換サイトを利用しているので、時々おかしくなることがあります。他にもおかしいところがあれば言ってください…。 (2020年8月5日 19時) (レス) id: 0b050cbadc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
