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第十二話 藍ちゃんと ページ15

「ただいま〜。」

藍「おかえり。早かったね。」


あの電話の後、私は未だ興奮の冷めない後輩を率いて寮に帰ってきた。

そして、自分の部屋に荷物を置いた後に藍ちゃんの部屋に来たのだ。


「あれ?那月君と翔君は?」

藍「あの2人なら、走らせてるよ。」


ドンマイ、2人共。


「で?話ってなに?」

私は藍ちゃんの隣に腰を掛けた。


藍「いや、あらたまった話じゃないんだけど…。」
「?…じゃあ、なんの話なの?」


そう訊けば、藍ちゃんは少し頬を掻いて、こう言った。


藍「だって、ほら…。クオンが帰ってきてから、あんま話できてなかったし…。」

「…私と2人っきりで話したかったの?」

藍「…そうだけど。」


意外だった。藍ちゃんがこんな事を告げるとは。


「なんか、凄く意外なんだけど…。」

藍「…別にいいじゃん。」

藍ちゃんはそっと、私の手に自分の手を重ねてきた。


藍「あんな態度とったけど…、心配だったんだよ、本当に。」

「うん…。ごめんね、勝手にいなくなって。」


藍「…無事に帰ってきたのなら、それでいいよ。」


今日の藍ちゃんは、少し寂しがり屋で、何よりも、感情がはっきりとしていた。


(…あの2人が帰ってきたらどうするの?)
(別に。どうもしないけど。)

(何してたか訊かれたら?)
(…普通に話をしてただけって言えばいいよ。)
(余計怪しまれるよ、藍ちゃん。)

第十三話 おやすみ→←第十一話 さすが先輩


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設定タグ:うたプリ , 先輩組 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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のぞみ - ちゃんと変換されてないとこがあるんですが。 (2020年9月9日 2時) (レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - クオンのままなのが嫌なのと、あだ名がクーちゃんなのも嫌です。 (2020年5月15日 6時) (レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
まろ茶(プロフ) - 千弘さん» ありがとうございます!作品のほう見させていただきます(´ω`)更新頑張ろうかなw (2015年5月4日 10時) (携帯から) (レス) id: 7903a727fb (このIDを非表示/違反報告)
千弘 - 凄く面白いです!!私もうたプリの小説書いてるのでよかったら見に来てください!コメントや評価も頂けると光栄です!更新たのしみに待ってます! (2015年5月4日 9時) (レス) id: 8e9c7ff5a4 (このIDを非表示/違反報告)
えびキスlove(プロフ) - なんか、名前クオンのままでちょっといやです、あ、すみません、こんなコトいって (2013年11月5日 21時) (レス) id: de51250dd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まろ茶 | 作成日時:2012年7月28日 14時

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