【文豪ストレイドッグス】マフィアの私が学生にされた件について２【暗殺教室】

第51話 ページ6

Aside




なんでペイントボールのインクが真っ赤なのかと言えば、タコがそっちの方がいいと言ったからであって。

雰囲気がでていいとかなんとか。

楽しそうだからノリでOKしたけど、意外と本物に近い色で、少々驚いた。

あれじゃまるで、本当に私が殺したみたいじゃん。



おっと、こうしちゃいられない。


イリーナさんに気を取られた烏間さんを、持っていた銃で殴る。

烏間さんの体が傾き、私の体が自由に動かせるようになったので、体勢を立て直す。

イリーナさんの銃は、その辺に放っておいた。

腰のホルダーからナイフを取り出し、両手に持つ。

このナイフは小ぶりで、かなり接近しないと使えないけれど、私にとっては使いやすいから、気に入ってる。

ナイフは流石に模造品は使いません。


もう一度突進し、ナイフを構える。

狙うは頚動脈。ほんとに切らないように、ギリギリ外側を狙うとしよう。


貴「死んでくださいっ！」


その言葉と一緒に足を踏み切り、烏間さんに体当たりをした。

右手のナイフで首筋。

左手のナイフでこめかみ。

その2箇所を狙い高く掲げた手を振り下ろす＿＿＿＿＿

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