私が守るから Part3【NARUTO】

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『小南姉さん！』

小南「あら、どうしたの？」

暁に来て数週間、私はメンバーのみんなと仲良くなった

その中でも特に懐いているのは小南姉さんだ

美人で強くて私の憧れ

小南姉さんは私に折り紙や、リーダーペインのことを教えてくれる

『見て！鳥作れたの！』

小南「あら、上手ね。これ結構難しいのよ？」

『ふふっ』

小南姉さんに頭を撫でられる

デイ「おーいA、イタチが帰ったぞー」

『！！、今行く！』

イタチ兄ちゃんが帰ってきた…やっと…！

『イタチ兄ちゃん！』

イタ「！、A…？」

玄関に行けば、イタチ兄ちゃんが立っていた

イタ「何故ここにいる…！？」

『デイダラと元から知り合いで、イタチ兄ちゃんを知ってるって言うから…』

イタ「俺に会いに来てくれたのは嬉しいが…外套を着る必要はないだろう？」

『ん？私は暁のメンバーだよ？』

イタ「(ピシッ)」

イタチ兄ちゃんが質問攻めしてきたと思ったら、いきなり固まり、私を連れてほかの部屋に入った

イタ「木の葉はどうした…！ナルトくんはどうした…！？」

『ナルトの私の記憶を消して抜け忍になった』

イタ「はぁぁぁ…」

そんなため息つく！？

イタ「わかった…様子を見てお前をどうするか決める」

『えっ』

イタ「とにかくこの組織はダメだ。」

『い、イタチ兄ちゃんにそんなこと言われる筋合いないでしょ！？私は自分で決めてここに来たの！』

イタ「それはそうだが……そうまでして俺を追いかけてくる必要は無いだろう」

『…私が、ナルトの側から離れたかっただけ…別にイタチ兄ちゃんを追いかけてきたわけじゃないもの…』

イタ「…さっき自分から言っていただろう、デイダラから聞いた、と。

とにかく、どんな理由があろうとこの組織はダメだ」

『ッ〜…！イタチ兄ちゃんの馬鹿！わからず屋！大嫌い！！』

私はそう叫んで部屋を出ていった

ずっと、ずっと心配で…でも約束通りサスケが里抜けをするまで見守ってきて…

やっと一緒にいることが出来るのに…

『そんな言い方…ないじゃない…！！』

私はそのまま雨が降っているにも関わらず外に出て走り続けた

『あっ…！』

どれくらい走ったか、気付いたのはコケた時だった

きっと今私の顔や服は泥で汚れているだろう

『……ナルくんに…会いたい……！！』

私の唯一の光…

"それでも俺の姉ちゃんかよ！？"

『ッ…』

ダメだ、まだ1ヶ月も経ってない

『こんな調子で…大丈夫かなぁ…』

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