124 ページ34
しばらく待っていると、九尾は消え、煙の中からナルトが出てきた
お父さん…やってくれたんだ…
ナルトなら長門と上手く話せるだろうと、私は里の方へ戻った
私が今できることといえば
サク「!、A」
『手伝う』
救える人を救うことだ
病院の中に入り、患者の様子を見る
重症が多いな…
『……上位の医療忍者は意識を保てていない人を優先的に治療して!軽く医療忍術が使えるものは中傷、軽傷の人を!』
周りに指示を出して、次々と傷を癒していく
『っ!』
しばらくすると、長門のチャクラが膨大に膨れ上がるのを感じた
これは…まずい…!
『"飛雷神の術"』
私は飛雷神で長門の元へ向かった
ナル「!」
長門「!、A…」
『長門!そのチャクラで…まさか……輪廻転生を!?』
長門「…あぁ、俺は、ナルトにかけようと思う」
『っ!だめ!』
長門「!」
長門に触れ、チャクラを流す
『これ以上チャクラを使ったら長門は確実に死んでしまう!!私は嫌だ!もうこれ以上、仲間を失いたくない!』
長門「………小南」
小南「…わかったわ」
『っ!?小南、姉さん……?何をしているの…!?離して!』
すると小南姉さんが私を長門から離した
どうして、小南姉さんだって辛いはずなのに
友の死を、2度も見たくないはずなのに
長門「…"輪廻転生"」
『っ!だめぇ!!!!』
もう一度長門に手を伸ばすが、それは叶わなかった
誰かが私の手を掴んで止めたからだ
ううん、誰が止めたかなんて分かってる
止めたのは弥彦だ
弥彦は、長門のこの選択を許したのだ
"2人のこと、今まで支えてくれてありがとう"
『っ〜……!!!』
そう静かに呟いて、弥彦は消えていった
ナル「なにを、したんだってばよ…」
長門は、うずまき一族特有の生命力でなんとか息をし、ナルトに全てを説明した
小南姉さんも、そっと私から手を離す
長門「A」
『……』
長門「お前は、こんな俺を仲間だと言ってくれた、大切だと言ってくれた。
その言葉は、俺の大きな支えとなった。
お前には、ナルトと共に平和を成し遂げて欲しい。
この目を、お前にさずける
きっとこの目が、お前の支えになってくれるだろう」
『!、輪廻眼…』
自分の目を1つ抜き取り、私に渡してきた
長門「A、俺は__
お前を愛していた」
その言葉を最後に、長門は目を閉じた
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうみん - 感動しちゃたあ,いいいおねいさんだね,ナルト達が幸せしてくれる、次回どうなるの楽しみです (2019年4月9日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
囮 - めっさおもしろいです!更新頑張って下さい!! (2019年4月4日 2時) (レス) id: 433faf7547 (このIDを非表示/違反報告)
ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - あ、でも疲れたりしない程度にしてくださいね体調でも壊したらもともこもないですからアハハ...無理しないように... 更新たまにでいいですよ?頑張ってくださいね! (2019年3月28日 16時) (レス) id: 0c127cafe1 (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» お返事ありがとうございます!できるだけ毎日更新できるよう頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします! (2019年3月27日 21時) (レス) id: b0711b3300 (このIDを非表示/違反報告)
ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - はい!私は応援してます!毎日チェックしております、それぐらいこの小説が好きです!更新ひき続き頑張ってください! (2019年3月27日 11時) (レス) id: 0c127cafe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:繭花 | 作成日時:2019年3月20日 20時