私が守るから Part3【NARUTO】

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Aside

ジーク「A〜！」

『……そう』

ある日、私の家の見張りをしていたジークから連絡があった

シカマルたち…早速探し出したか…

でも残念

『重要な書類は、全て私の手の中』

どれだけ探しても、手がかりなんて見つからないよ

『ふわぁ……眠い…』

ちょっとお昼寝しちゃえ

私は目を瞑り、あっという間に夢の中へ引きずり込まれた









『あ…ここ…』

空間の狭間

久々だなぁ

クシ「A…」

『！、お父さん、お母さん

柱間様、扉間様…

それに……！』

三代目「久しぶりじゃな、Aよ」

『ッ〜！おじいちゃん…！！』

後ろを見ればいつものメンバー、それに加え、もう会えないと思っていたおじいちゃんがいた

『ごめん、なさい！ごめんなさい…！守れなくて、ごめんなさい！！』

私は必死に泣きながら謝った

本人には言えないはずの言葉を、必死に叫んだ

三代目「謝るな、A。ワシは木の葉の里のために命を落とせたことを悔いてはおらん」

『でも…でも…！！』

私が、修行にさえ行ってなければ…！

三代目「お主がワシを守ろうとしたところで、ワシの選択は変わらなかった

もう良いのじゃ」

『ッ〜…はい…！』

おじいちゃんの優しい言葉が、私の心に突き刺さる

私にはそんな言葉、勿体ない

ミナ「A」

クシ「あれでよかったの…？」

すると後ろからお父さんとお母さんが私に問いてきた

ナルトのことだろう

『…うん、いいの。あれがナルトの幸せだから』

私には、暁さえいれば…

クシ「っ、A！」

『！、お母さん…？』

お母さんが私に抱きついてきた

泣きそうな声を出しながら

クシ「ごめんなさい、あなたに全てを任せてしまって

本当ならもっと…支えてあげなきゃいけないのに…」

ミナ「いや、クシナのせいじゃない、俺のせいだ

俺がもっと早く…ナルトを人質に取られる前に九尾を封印していれば…」

『もうっ…これは私自身が決めたことだよ？お母さんとお父さんは何も悪くない

私は2人に言われたからじゃなく、自分で決めたの

ナルトを守り通すって

そのためなら、ナルトがそばにいなくなってもいい

この命、朽ちてもいい

ナルトを守れるなら…』

クシ「A……」

『…さ、私はもう戻るよ、やることがあるからね！』

ミナ「ん…体、壊さないようにね…」

クシ「何かあったら、周りを頼りなさい…」

『…うん、ありがとう、二人とも』

お礼を言って、私は目を覚ました

『…ん、任務へ行こうかな！』

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