私が守るから Part3【NARUTO】

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それから何ヶ月も時が過ぎた

肝心のイタチ兄ちゃんなんだけど…

実はあれから1度も姿見てません…！！

どうやら避けられているみたいで、暁に任務の報告に来るのは鬼鮫さんだけ

イタチ兄ちゃんはどこかで待機、らしい…

で、それからすっごい時が過ぎちゃったんだけど…

Aちゃん、本気出しちゃいまーす☆(すっごくいい笑顔)

いや、最初は私が悪いなーとか思ってたよ？

でもここまできたらそれより怒りの方が込み上げてきちゃってね、もう無理我慢の限界

鬼鮫さんに事情を話してアジトで待っててもらうことにした

ただイタチ兄ちゃんがどこにいるかはわからないらしく、いつも外へ出たらいつのまにか隣にいる、という感じらしい

が、しかし私には仙術というものがある

チャクラを辿れば1発だもんね！

私は仙人モードになり、イタチ兄ちゃんのチャクラを探った

結構近いな…バレないように瞬身でいこう

イタチ兄ちゃんが座っている石の後ろの木に隠れ、出るタイミングを伺っていた

イタ「！」

すると早速バレたのか、イタチ兄ちゃんは立ち上がった

ここで逃したら次はもう…！

『木遁！』

イタ「ッ！」

手を下にかざし、イタチ兄ちゃんを木遁で捕まえた

『もう逃げられないよ、イタチ兄ちゃん…』

イタ「A…」

イタチ兄ちゃんはやはり気まずいのか、私と目を合わそうとはしない

私はそんなにイタチ兄ちゃんに近づいた

イタ「！？」

イタチ兄ちゃんは私にぶたれると思ったのか身構えるが、私はそんなイタチ兄ちゃんに抱きついた

『ごめんなさい』

イタ「A…？」

木遁を解けば、イタチ兄ちゃんは私を抱きしめ返してくれた

『イタチ兄ちゃんは、私を心配して言ってくれたんだよね…なのに私、大嫌いだなんて…

本当にごめんなさい、心配してくれてありがとう』

イタ「…いや、俺も済まなかった、お前ももう大きくなったのに…俺はまだ…

だが、それならもう『でもね、私は暁を抜けない』！！」

『私は暁のみんなが大好きなの、私のことを心配してくれて、好いてくれている

ナルトを失って1人になった私には、暁のみんなが必要なんだ…』

こんなの、依存なのかもしれないけど…

それでも、私の今の仲間は暁だ

イタチ兄ちゃんになんと言われようと

それは変わらない

イタ「…わかった、これ以上何言っても無駄だろう。

俺はお前に間違った道へ進んで欲しくなかったが、それをお前が望んでいるなら

俺は喜んで協力しよう」

『！、ありがとう、イタチ兄ちゃん！

大好き！』

イタ「俺もだ、A」

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