私が守るから Part2【NARUTO】

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『はっ、誰がアンタの下につくかっての。あっても1000年はかかるね！』

大蛇「そう？案外すぐだと思うけど」

サス「ナルト！すぐにここから逃げるぞ！Aが時間を稼いでるうちに！」

ナル「はぁ！？何言ってんだよ！Aを置いていくのか！？」

サス「こいつは次元が違う！逃げれるかもわからねぇやつだ！この中で対応できるのはAだけだ、俺達はただの足でまといになる！」

ナル「なら2人だけで逃げろ！俺は逃げねえ！」

サス「この状況わかってんのかウスラトンカチ！」

なんで今喧嘩するわけ！？

ナル「カカシ先生が言ってただろ

仲間を大切にしないやつはクズだ」

サス「！！」

『ナルト、それは確かにそうなんだけど…』

正直まだ九尾の力を使えないナルトと協力しても勝ち目はない

『お願い、逃げて』

ナル「なっ、Aもそんなこと言うのかよ！」

『あなたをここで死なせる訳には行かないの

ナル君には、火影という夢があるんだから！』

ナル「ッ…！」

サス「行くぞナルト！」

そのままサスケはナルトを抱えてここから離れた

大蛇「美しい姉弟愛ね」

『あの子は私の宝物だもの。

さあ、かかってこい！！！』





ナルトside

サス「おいウスラトンカチ、自分で走れ！おい！」

サスケが俺に何か言っている

でも俺には、耳鳴りが邪魔して何も聞こえない

聞こえてくるのは

頭に浮かぶのは

A。






"私は波風A。あなた達とおなじ下忍よ"


"もう、1人じゃないよ。私が居るよ…私がナル君に愛をあげる、優しさをあげる、幸せをあげる、…もう、苦しまなくていいんだよ"


"大切なものを守るには…戦わなきゃいけないの…、お願い、せめてあなた達だけでも逃げて"


"あなた達が勝てるわけないってばね！！！"


"ずっと…ずっとナルトのことを見てた…。"


"だいじょーぶ、ナル君に何言われようと、私はナル君のこと嫌わないから。"







"大好きだよ"







ナル「っ！！」

サス「あっ、おい！！」

サスケの腕から抜け出し、来た道を引き返した

A、俺はお前を守りたい

今も

これからも

なぁ

俺は

お前のことが

ナル「"好き"なんだよッ…！」

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