私が守るから Part2【NARUTO】

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『イタチ兄ちゃん……』

イタ「…」

イタチ兄ちゃんは苦無を出した

そんな…本気で…

ドンッ

そのままイタチ兄ちゃんに押し倒され、首に苦無を宛てがわれた

ダメだ、本気だ

イタ「A、昔の好だ。何か言うことがあれば聞いてやる」

そうだ、動けない今なら

私は目を閉じた

イタ「…………諦めたか。あのことを知るのは俺だけでいい。もう死ね」

イタチ兄ちゃんが苦無を振り下ろす

『はっ！』

イタ「！！」

私は蛙組手で苦無を跳ね飛ばした

イタ「これは……、そうか、仙術を……」

私の目元と額に隈取りができ、仙人モードになった

『イタチ兄ちゃん…お願い、やめて…』

イタ「……何故、目をそらさない。俺がうちは一族だということを忘れたか？」

『人と話す時はきちんと目を見て話しなさい。イタチ兄ちゃんが教えてくれたことだよ…！』

イタ「まだそんな戯言を言うか。あのまま楽に死ねばよかったものを」

『ねぇ、どうして？イタチ兄ちゃんはそんなこと言わない！イタチ兄ちゃんは木の葉の為に＿＿』

グサッ

え…？

『かはっ……い、たち、にいちゃ……』

私の腹に苦無とともにイタチ兄ちゃんの腕が刺さる

『ど、…して……』

イタ「"〜〜〜…"」

『ッ…』

あぁ、なんだ、そういうことか

なら私は

それに乗ろう

私はそのまま意識を手放した


イタチside

任務のために木の葉の里に来たが、やはりAに気付かれた

まずいな、近くにはゼツが……

俺はとりあえずAを森の奥へ連れてきた

鬼鮫を先に帰らせ、Aに苦無を押し当てる

そしてそれを振り下ろそうとしたら、Aが蛙組手で跳ね飛ばした

やはり、強くなっている

だが、隙が多い

俺はAが口を滑らしそうになったため、幻術でAの腹を貫いた

イタ「"許せA……今はダメだ"」

そのままAは小さく頷いて、意識を飛ばした

…ゼツはいなくなったか

俺はどこにも傷がついていないAを抱え、あるところへ飛んだ

家のチャイムを押し、人が出てくるのを待った

白「はい。！、Aさん！？」

イタ「倒れていてな、家は知っていたから連れてきた」

白「また倒れて……すみません、ありがとうございます」

"また"？

イタ「前にも倒れたのか？」

白「倒れて数日間眠っていたんです。やっと今日起きたって言うのに全く……」

イタ「そうか…」

白「あっ…」

Aを預け、俺は直ぐにその場から姿を消した

Aのやつ…あの状態で俺のところに…

イタ「兄離れができていないな」

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