私が守るから Part2【NARUTO】

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白「結局、試験は中止になり、下忍の中で中忍になったのはシカマルくんだけだったようです」

『んー、そっか。シカマルにはあとでお祝いあげなきゃね

そうだ、次の火影はどうなるの？』

カ「それなんだが…候補は自来也様、もしくは綱手様……そしてお前だ、A」

『…へっ？

ちょちょちょまって、なんで私？？』

カ「そりゃ実力は俺以上だし、なにより4代目火影の娘というのが大きい」

？「カカシの言う通りだ、A」

『！、ホムラ様、コハル様』

その時、相談役の2人が入ってきた

ホム「予想通り自来也は拒否した

あとはお主と綱手の返答を聞くのみ」

『…私は…火影には向いていません』

コハ「！、お主もそういうのか」

『私はまだ幼い、戦争の恐ろしさも知らない、人生経験がなさすぎます。

火影というのは里の大黒柱、皆がきちんと納得する方がなった方がいいと私は考えます

何より、私には机に向かっている暇などありません』

大蛇丸を殺して、私がナルトの道しるべにならなければ

ホム「…まだあの人柱力のことを気にしているのか」

ガンッ

私は思わず壁を殴った

殴った場所はパラパラと欠片を落としてへこんでいる

『申し訳ありません、"人柱力"とは？私の知り合いにそのような名の者はおりませんが(ﾆｺｯ)』

ホム「…いや、ならば、自来也に綱手を連れ帰るように言うとしよう。

A、お主はもう少し休め」

『勿体なきお言葉、ありがとうございます。

しかし里がこのような状況の今、上忍の私がそう呑気に寝ているわけには行きません。

私は任務に向かいます』

ホム「…わかった、ならばあとで火影邸へ来るように」

『はっ』

そしてホムラ様とコハル様は帰って行った

『…はぁぁ……あの二人は相変わらず苦手だわ…』

カ「ま、Aなら断ると思ったよ」

白「というか、やっぱり上忍だったんですね」

『あれ、言ってなかった？』

白「きちんとは言われたことないですが…気づいてました」

『あはは、ごめんごめん』

再不斬「というか、あんなに騒がしくしてこいつはよく起きないな」

ネジ「起きている」

『！、ネジ、いつから…』

ネジ「あんなに思い切り壁を殴られたら、寝るにも寝れんだろう」

『ご、ごめんね…』

ネジ「……元気そうだな」

『……うん、ありがとう、ネジ』

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