私が守るから Part2【NARUTO】

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テンテンの顔色も良くなり、私は元の場所へ戻った

ヒナ「ｸﾞﾌｯ…！」

『！？』

するとそこには、倒れているヒナタと、それを見下ろしているネジがいた

『ヒナタァ！』

ネジ「A…！？」

私は直ぐにヒナタに駆け寄り、状態を見た

まずい…心室細動を…！

紅「A！どうにかできないかしら！？」

『できます！集中するので静かにしていてくださると有難いです！』

私は直ぐに両手をかざし、柊のチャクラを使った

この状態だと、もう私のチャクラじゃ無理だ

『ッ…！』

額からどんどん汗が溢れ出る

『けほっ…！』

ネジ「！…」

紅「A！」

『だい、じょうぶです！』

こんなに細かくチャクラを動かすのは久しぶりだ…腕が落ちたかな…

『ッ…は、っは、もう大丈夫です。医療班の方、あとはお願いします』

医「はい！」

ヒナタは担架に乗せられて医務室へ連れていかれた

『…げほっけほっ！…ぁ、れ……』

カ「おっと」

緊張が解け、安心した影響か、目眩が起きる

それをカカシ先生が支えてくれた

カ「よくやったね」

紅「ありがとうA…！」

紅さんは私の両手を握って、涙目になりながらお礼を言ってきた

『いえ…私自身がしたかったことですから…。きっと、直ぐに目覚めますよ(ﾆｺｯ)』

私は汗を流し、息を切らしながらなんとか笑顔を作った

さすがに疲れたな…

サク「凄い…」

私はそのままカカシ先生に支えられ、サクラたちの元へ戻った

『とりあえず…あとでネジに説教かな…宗家と分家のことで熱くなるなとあれほどガイ先生にも言われてたのに…』

宗家を恨む気持ちもわかるけど…だからといって、ネジにはまだ人殺しになって欲しくない…

それも、仲間を殺すなんてこと…

カ「ま、それより先にAは寝なさい」

『は…？』

カ「さっきのでそうとうきているはずだ。あんなのやったら普通の人なら速攻で倒れてる

A、お前もそろそろ限界だろう」

確かに柊も寝ちゃってるけど…

『ダメよ…私はまだ倒れない。

ナルくんの…ナルくんの試合を見るまで、は……』

ッ…まずい…

カ「ほらもうふらふらじゃない。いいから寝なさい」

『っ！？』

首に衝撃が走った

カカシ先生に気絶させられるなんて…

それほど、体にきてる、って、こと、か…

私はそのまま意識を落とした

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