パーティー会場5 ページ19
『ウィルバーさん！…本日はこのように素敵なパーティーにお招き下さいましてありがとうございます。』
「そんなに畏まらなくていいよ！今日はどうか楽しんで言って欲しい。…しかし、まさか君も来ているとは思わなかったから、スピーチ中に君の姿を見たときは驚いたよ！」
ウィルバーさんはかなりくだけた様子で話してくれている。
『実は私、あちらのMr.フラッグが経営していらっしゃる、フラッグコーポレーションでアルバイトとして働かせて貰っているんです。』
「ああ成る程。君はMr.フラッグの同伴なんだね。さっき君と一緒にいた彼もそうなのかな？」
ウィルバーさんがMr.フラッグ達に少し興味を持ってくれたようだ。
ここで、私はいかにもという感じで切り出した。
『彼は私の先輩で、Mr.フラッグとは個人的な付き合いがあるんです。…ところで、私とMr.フラッグはオカルトサークル活動がきっかけで知り合ったんです。もしかしたらウィルバーさんともお話しが合うかもしれません。…ウィルバーさんさえ良ければMr.フラッグを紹介させて頂いても良いですか？』
「Mr.フラッグとお近付きになれるなんて嬉しいな。是非お願いしたい。」
ウィルバーさんは笑顔で快諾してくれた。
その後は、秘書が此方の様子を伺ってくれていたようで、良いタイミングでMr.フラッグへ取り次いでくれた。
とりあえず第一段階はクリア、と言って良いだろう。
次の段階は…図書館に保管されている本の入手だ。
ウィルバーさんとある程度打ち解けたら、おそ松さんが打診してみる予定だが、彼の反応によっては私が出ることになるかもしれない。
仮に私が彼に打診するとして、どう切り出そうか…
そんなことを考えながら何気なく会場を一望すると、辺りを気にしながら会場を後にする人を捉えた。
見覚えがある顔だった。
親しくはないが、割と見慣れた顔。
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紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» ありがとうございます。ラストのオチはかなり早い段階で決めていたので、そう仰って頂き嬉しいです。夢主ちゃんは六つ子に振り回される運命なんだと思います。新連載も予定しておりますので、機会があればお付き合い下さいませ。本当にありがとうございました。 (2018年10月9日 1時) (
レス) id: fdc73fc447 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！展開がどうなるんだろう？！と楽しみにしてました！！仕事が終わってもずっといる六つ子と夢主ちゃん...ほんわかが続きそうですねｗ素敵な作品ありがとうございました！ (2018年10月8日 22時) (レス) id: f1c0b03c70 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 紫かぶらさん» いやいや、全然気にしませんよ？！無理しないで紫かぶらさんのペースでふぁいとです！急かす人なんていませんから！ちゃんと読みますよー！更新ファイトです！ (2018年4月30日 1時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» 長期間更新していなかったにも関わらずこんな優しいコメントありがとうございます。完結に向けて頑張りますので、また読んで頂けたら嬉しいです。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: d7e8ff9b83 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です！待ってました！展開がすごい気になります！こうしんがんばってくださいー！ (2018年4月28日 21時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫かぶら | 作成日時：2016年10月7日 1時
