アジト3 ページ13
「さっきっから全っっ然意味分かんないからね？！キーマンとかハタ坊とかいきなり言われても僕達カラ松兄さんに突然呼び出されてここ来ただけだから何にもわかんないよ？！作戦会議するんならちゃんと順序だてて話して？！」
トド松さんが一気に捲し立てる。
ちょっとキレすぎな気もするけれど、言っていることは至極正論だと思う。
「取り敢えずさあ、なんでこの子が絡んでくるのかも合わせて一回説明してくんない？」
一松さんが私をちらっと見て言った。
「えぇ〜？！だからさぁ…」
おそ松さんはさも面倒臭そうにしながらも切り出した。
「〜と言う訳だから、Aちゃんにパーティに参加してもらおうと思うんだよね。
ほら、向こうだって顔見知りが居れば近付いてくるし、ハタ坊的にもコネ作るチャンスが増えるから良いじゃん？それに、」
おそ松さんは此方をちらっと見てから言った。
「悪松が言ってたことによると、俺達が探してる本はAちゃんが通う大学の図書館に保管されてるんでしょ？
そのウィルバーって奴使えば、その本上手く手に入るかもしれないじゃん。」
そう言われて私はハッとした。
ウィルバーさんは、祖父のコレクションである本を探している。
大学の図書館へも、「寄贈でもされていないかと思って」立ち寄っていた。
悪松さんの情報が確かなら、仮に目的の本が図書館に寄贈されていたとしても、その本は恐らく持出或いは閲覧禁止書物として保管されている可能性が高い。
只の学生である私よりも、寄贈者の親類であるウィルバーさんがいた方が確かに有利なのかもしれない。
『…わかりました。そのパーティに参加します。』
「…大丈夫なの？」
私の返答に一松さんが尋ねる。
「大丈夫だよ一松。パーティにはもう一人出れるし、ハタ坊からも護衛を着けるよう頼むからAちゃんはしっかり守れるって。」
おそ松さんが自信たっぷりに答えた。
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紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» ありがとうございます。ラストのオチはかなり早い段階で決めていたので、そう仰って頂き嬉しいです。夢主ちゃんは六つ子に振り回される運命なんだと思います。新連載も予定しておりますので、機会があればお付き合い下さいませ。本当にありがとうございました。 (2018年10月9日 1時) (
レス) id: fdc73fc447 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！展開がどうなるんだろう？！と楽しみにしてました！！仕事が終わってもずっといる六つ子と夢主ちゃん...ほんわかが続きそうですねｗ素敵な作品ありがとうございました！ (2018年10月8日 22時) (レス) id: f1c0b03c70 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 紫かぶらさん» いやいや、全然気にしませんよ？！無理しないで紫かぶらさんのペースでふぁいとです！急かす人なんていませんから！ちゃんと読みますよー！更新ファイトです！ (2018年4月30日 1時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» 長期間更新していなかったにも関わらずこんな優しいコメントありがとうございます。完結に向けて頑張りますので、また読んで頂けたら嬉しいです。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: d7e8ff9b83 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です！待ってました！展開がすごい気になります！こうしんがんばってくださいー！ (2018年4月28日 21時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫かぶら | 作成日時：2016年10月7日 1時
