校門7 ページ1
「フッ…やっと来たかいカラ松ガール！長時間に渡るスタディ、疲れただろう…？」
次の日、校門付近で私を待っていた人を見るや否や、私は回れ右をして再び校内へ戻ろうとした。
のっけから痛すぎる。
「ウェイウェイウェーイト！！何処へ行くんだハニー？！」
カラ松さんが慌てて追い掛けてくる。
存在はバレていたか。
並んで歩くには少々、いや…かなりキツい。
カラ松さんは黒の革ジャンに白シャツにスパンコールの青いズボン。
ズボンがうざったい位にキラッキラ光っている。
そして安定のグラサン。
痛い。
周りの視線がちらちら此方を向いているのが気になる。
あの顔がプリントされたシャツじゃ無かっただけ良いのだろうか…
「待つんだ。どうしたんだいキティ？何かあったのか？俺が出来ることなら力になろうじゃないか、マイスイート！」
前言撤回。
この人の痛い言動は本当にヤバい気がする。
『…チェンジ…』
「え…？」
『いえ、何でも無いです。…本を借りようと思ったんですが……無くても良さそうなので止めておくことにしました。…行きましょうか…？』
「あ、ああ。」
この場をなんとか誤魔化して私は校外へ向かって歩き出した。
納得したのか、カラ松さんもついてきた。
「そういえば…それは相変わらず着けたままなんだな。」
カラ松さんは私の首にかかる、松印のネックレスを指して言った。
『ええ、まあ。』
GPSが搭載された松印のネックレス。
最初は私を監視するために与えられたものだが、これを着けていたことで私が助かったのも事実だ。
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紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» ありがとうございます。ラストのオチはかなり早い段階で決めていたので、そう仰って頂き嬉しいです。夢主ちゃんは六つ子に振り回される運命なんだと思います。新連載も予定しておりますので、機会があればお付き合い下さいませ。本当にありがとうございました。 (2018年10月9日 1時) (
レス) id: fdc73fc447 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！展開がどうなるんだろう？！と楽しみにしてました！！仕事が終わってもずっといる六つ子と夢主ちゃん...ほんわかが続きそうですねｗ素敵な作品ありがとうございました！ (2018年10月8日 22時) (レス) id: f1c0b03c70 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 紫かぶらさん» いやいや、全然気にしませんよ？！無理しないで紫かぶらさんのペースでふぁいとです！急かす人なんていませんから！ちゃんと読みますよー！更新ファイトです！ (2018年4月30日 1時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
紫かぶら(プロフ) - 狐火＠リリさん» 長期間更新していなかったにも関わらずこんな優しいコメントありがとうございます。完結に向けて頑張りますので、また読んで頂けたら嬉しいです。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: d7e8ff9b83 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です！待ってました！展開がすごい気になります！こうしんがんばってくださいー！ (2018年4月28日 21時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫かぶら | 作成日時：2016年10月7日 1時
