ギャップ ページ7
そして夜。
慧「あ〜あ。今日はせっかく大ちゃんとの初めての夜なのに…会議があるなんて〜！」
いやいや。初めての夜って、、、
大貴「わたくしのことより会議の方が大切です。さぁ頑張ってください。」
慧「ん〜そうだね。大ちゃんに言われたら元気出てきた！ありがとう！ニコッ」
ッ///
あんなかわいい顔でニコッって///
あーだめだ。俺は慧様の執事なんだから。
慧「ん？どした？」
大貴「いえ。なんでもありません。では会議に行きましょう。」
会議中…
なんだけど…
わたくし執事は陰で見てるんだけど、あんな慧様見たことない。
？「ではこの件に関して、伊野尾様はどうお考えですか？」
慧「うーん。この件はこうしてこうした方がよいと思いますし、またこのようにするのも悪くないと思います。では…」
すごい。
やっぱそうだよね。慧様と会ってふわふわした方だったから忘れてたけど、〇〇財閥の息子だもんね。
そりゃあしっかりしてるよね。
でもこんな真面目な慧様を見て
少し、ドキッってしてしまった自分がいる。
もうバカバカ！ご主人様にこんな思いを持ったら、、、
慧「だーーいちゃん！」
大貴「慧様。会議お疲れ様でした。」
慧「どうだった？俺。」
ドキッってしてしまったなんて言えない！！
大貴「真面目に取り組んでいらっしゃって、とても素敵でした。」
慧「そう…かな？」
大貴「はい！」
慧「今から、俺の部屋行こう！」
えっ？
そう思った時には、手をつながれて広い廊下を走っていた。
大貴「あっあの慧様！走るととても危険です！」
慧「大丈夫〜！」
そうしたらもう目の前には慧様の部屋のドア。
慧「じゃあ。入ろっか？」
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作者名：アリス | 作成日時：2017年3月19日 7時
