てつやくん家の隠し子ちゃん

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「お前、てつやが好きなんだな」




マホトくんに言われて気づく自分の気持ち





いつだって1番に助けてくれた



両親を亡くして雨の中さまよってた時だって

視聴者さんに存在がバレて不安な時だって

アンチコメが来た時だって



てっちゃんがそばにいて
抱きしめて、



私を優しさで包んでくれた



ほんとにいつだって。どんな時でも。




名古屋駅に向かって走った

はやくてっちゃんに会いたくて

今なにしてる？

クリスマスイブだし女の子といる？

いやだよ。

私が…私が隣にいたいよ




急いで電車に飛び乗って

岡崎に向かう



Aねぇ今何してる?

てつや家でゲーム

A帰るから。家にいて

てつやえ、デートなんじゃないの

A会いたくなった、どうしても




電車の中でLINEをして


既読をつけたまま、返信が来なくなった



あきれた、？
ほかの男とデートしてたのに会いたいなんて言ったから。



不安な気持ちのまま
岡崎について、電車から飛び降り、てつやの家に向かう




て 「A！！」



改札を出ると

会いたくて会いたくてしかたなかった

愛しいオレンジ頭が、はぁはぁと息せききってあらわれる



「…てっちゃん」


て 「迎えにきた」


「っぷ、ブサイク、笑」


て 「っおい！死ぬほど走ってきたっていうのに！」



そうやって私の頭を軽くたたくてっちゃんに

ぽすっと抱きついた







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