174話 スパイ疑惑 ページ27
(同時刻)
〜グランside〜
スカイと別れた後、オレは雷門中にいる姉さんに会いに行った
瞳子「誰!?」
オレは無言で姉さんに近づく
瞳子「…………ヒロト……」
グラン「今日は見苦しいところ見せちゃったね…………でも、安心してジェネシスに選ばれたのはオレとAだから…………」
瞳子「いったい、どういう事なの?」
グラン「それじゃ、待ってるから…………"姉さん"」
オレは無言でその場を去った
〜円堂side〜
アフロディの見舞いに行った後、オレと吹雪は学校へ向かった
校門の前に焦ったような秋と音無がいた
秋「あ!円堂くん!!」
春奈「キャプテン!!」
円堂「どうした?」
秋「ジェネシスのグランが来たのよ」
円堂「何!?」
秋「瞳子監督のことを姉さんって呼んでたの!!」
円堂「姉さんだって!?」
オレと吹雪が監督のところへ行くとすでに全員が集まっていた
円堂「監督!!」
リカ「あ!円堂!コイツ、スパイや!スパイ!」
円堂「!!」
リカ「そうに決まってる!」
円堂「スパイ?」
土門「そういう事か……監督がときどきいなくなってたのはエイリア学園と連絡をとるためだったのかもしれないな…………」
綱海「なぁなぁ、敵に姉さんと呼ばれたってことはさ」
木暮「監督は宇宙人……」
目金「説明責任があると思いますね」
土門「どっちにしても話してもらおうじゃないか、なぁ!!」
円堂「…………待て!みんな」
瞳子「!」
オレは監督の前に来る
円堂「…………オレが話す!ホントにアイツの姉さん何ですか?」
瞳子「ハァ…………確かに私はあなた達に隠していることがある…………でも、もう少し待ってて欲しいの…………エイリア学園はただの宇宙人ではないわ」
雷門「「!!?」」
監督の言葉に驚く…………
ただの宇宙人ではない……?
どういうことだ?
瞳子「みんなには私と一緒に富士山に行って欲しいの…………そこで全て話すわ」
塔子「何で富士山なんですか?」
鬼道「……そこに宇宙人がいる」
雷門「「えぇ!?」」
瞳子「出発は明日の朝8時…………それまでに準備を整えておいて」
それだけ言うと監督はどこかへ行ってしまった
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作者名:桜舞姫 | 作成日時:2016年8月21日 19時