173話 優しい子 ページ26
〜アフロディside〜
円堂くん達が帰った後、ボクはまだ屋上にいた
屋上から見える夕日を見つめていた……
A「アフロディくん…………」
突然、名前を呼ばれた
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「！？Aちゃん……？」
後ろを振り返ると、白いワンピースを来たAちゃんが立っていた
A「…………ごめんね、私が雷門イレブンに協力してなんて言ったから、アフロディくんがこんな事に…………」
彼女は目を逸らして言う
ボクは思った……
この子はこんなにも優しい子なんだなって…………
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「キミのせんなんかじゃないよ。これはボクの弱さが招いた結果さ」
A「でも！私が協力してあげてなんて言わなければ、アフロディくんが怪我しなくて済んだ！」
ボクはAちゃんに近づく
そして……
chu
ボクはAちゃんの額にキスをした
A「な、なななな何を！？////」
耳まで真っ赤にするAちゃん……
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「Aちゃん、それは違うよ｣
A「え？」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「確かにAちゃんはボクに雷門を協力するように頼んだ。でも、ボクはそれ以前に自分の意思で雷門に協力したんだ」
A「！！」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「だから、Aちゃんが気にすることなんてないよ」(ﾆｺｯ
そう、雷門に行ったのは誰の意思でもAちゃんに頼まれたからでもない……
自分の意思で行ったんだ
A「っ……！ありがと」(微笑
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「やっと笑った」
A「え？」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「Aちゃんは笑ってた方が可愛いよ」
A「なっ！？///」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ﾌﾌｯ!顔、リンゴみたいだよ」
A「っ〜〜////そ、それじゃ！お大事に！」
Aちゃんはその場を走り去っていってしまった
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ちょっとやり過ぎちゃったか？」(微笑
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なんか、アフロディがナンパしてるみたいになっちゃった(笑)
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月21日 19時
