164話 追放された者達 ページ17
A(よし！行こう……)
私は、追放された者達がいく牢屋へと向かう
ｶﾞﾁｬ
部屋を出ると……
ｸﾞﾗﾝ「どこへ行くの？」
グランとばったり…………いや、グランが待ち伏せていたようだ
A「ちょっとそこら辺をブラブラしようと……」
ｸﾞﾗﾝ「そう、早く戻ってきなよ」
A「うん……(グランはきっとわかっているだろう…………私が行く場所を…………あえて言わないのはグランの優しさなんだろ……)」
私は牢屋へ向かって歩き出す
〜in 牢屋〜
私は扉を開ける
ｷﾞｨｰ
全員「「！！？」」
牢屋にいる、ジェミニストームとイプシロンの全員が私を見て驚く……
A「…………」
ﾚｰｾﾞ「A…………」
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「スカイ様……」
A「デザーム、負けたんだってね……」
私は牢屋の前で立ち止まる
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「っ………！」
A「どうだった？」
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「？？」
A「雷門のみんなに負けて……」
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「！！………………雷門に負けて悔しかった……です…………」
A「そっか……良かった」
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「！？何故ですか！？私達は負けたのですよ！？」
A「だって、悔しいって思ったってことは昔に戻ってくれたって事じゃん？純粋にサッカーを好きだったあの頃に」(ﾆｺｯ
ｾﾞﾙ「スカイ様……」
A「スカイじゃない……Aだよ」
ﾏｷｭｱ「A…………マキュアは……！マキュアは……！！？」(泣
私は牢屋の隙間から手を伸ばしマキュア………………
いや、マキの手を握る
A「マキ……泣かないで、全部終わったらまたみんなでサッカーやろう、ね？」
ﾏｷ「うん！」
A「絶対、みんなをここから出す！だから、それまで待ってて……」
治「A……」
私はみんなに微笑んで牢屋を後にした
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月21日 19時
