149話 グランとレーゼ ページ2
〜グランside〜
グラン「……!」
オレの声は誰にも聞こえてないと思ったでも、聞いていた人がいた……
グラン「なんだい?………
"レーゼ"」
そう、オレの事を呼んだのは追放されたジェミニストームのキャプテンレーゼだった
正直、忘れてた…………
レーゼ達もいることを……
レーゼ「あ…………えっと……Aは何故ここにおられるのですか?」
グラン「Aじゃないよ、スカイだよ」
レーゼ「っ……!………………スカイ様は何故………」
グラン「連れ戻したからに決まってるじゃん」
無理矢理にだけどね……
レーゼ「!!そう……ですか…………」
グラン「それだけ?それじゃ、キミと話すことなんてないから」
ウソだ…………
ホントはリュウジ達と昔みたいに話したい…………
一緒にサッカーしたい…………
でも、それは叶わない……
たって、オレにとって父さんが全てなんだ!
だから、オレは父さんに従う……
A「ウッ………………痛っ……!」
グラン「!!」
Aが目を覚ました
グラン「気がついた?」
A「!!ヒロト……」
グラン「オレはヒロトじゃないよ」
A「っ!ここから出して」
Aは自分の状況を理解したらしい
グラン「それは無理だよ(……本当は出してあげたいよ…………
でも、出来ないんだ……
ごめん)」
オレは牢屋から出ていった
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リュウジ、久しぶりの登場!!
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作者名:桜舞姫 | 作成日時:2016年8月21日 19時