145話 病院 ページ47
〜円堂side〜
円堂「吹雪！大丈夫か！？」
秋「吹雪くん！聞こえる！？吹雪！！」
立向居「オレ！救急車、呼んできます！！」
壁山「吹雪さん！」
鬼道「吹雪！」
いくら呼んでも吹雪は目を覚まさない
ｸﾞﾗﾝ「大丈夫かな…………」
ヒロトまでもが心配をする
ﾊｳｻﾞｰ「行こうぜ、グラン！スカイはこんな奴らとやってもウォーミングアップにすらならない」
風丸「！！……ｸｯ……!!」
ｸﾞﾗﾝ「円堂くん…………それじゃ……またね…………それとAは貰ってくから」
円堂「！ヒロト！！」
いつの間にかベンチで寝ていたはずのAをヒロトが横抱きにしていた
そして、黒い霧と共に消えていった
その後、救急車で病院に運ばれた吹雪…………
オレ達も病院へと向かう
夏未「でも、良かったわね。大事に至らなくて」
秋「えぇ……」
栗松「おれたちがいけなかったでヤンス……」
円堂「え？」
栗松「オレ達が止められなかったから、吹雪さん……無理をして…………」
春奈「あの！吹雪先輩、ホントにボール取りに行ったダケなんでしょうか？」
夏未「どういうこと？」
春奈「あ……いえ…………ただ、ちょっと……」
円堂「何だよ？音無」
春奈「……私、少し怖かったんです！」
雷門「「…………？」」
春奈「あの時の先輩の顔…………」
瞳子「！」
塔子「確かに……見たことないような顔してたな……」
春奈「それにイプシロンと戦った時も…………ボールを持ったら感じが変わるのは何度かありましたけど、あの時は……妙に気持ちが高ぶっていたように…………」
円堂「ﾊｯ!」
思い出した……
秋「どうしたの？円堂くん」
円堂「実はオレ、イプシロン戦の後……吹雪に聞かれたんだ…………"ボク、変じゃなかった"って…………でも、オレなんか上手く答えられなくて…………もしかしたら、吹雪の奴……相当悩んでたのかな…………」
だったら、オレは…………！
鬼道「……監督は何か知ってるんじゃないですか？」
雷門「「？？」」
オレ達は監督を見る……
円堂「何か知ってるんですか！？監督！｣
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月18日 18時
