48話 優しさ ページ50
〜in コート〜
円堂「ルールは簡単だ!センターから2人でボールを蹴りあって先にゴールした方の勝ちだ!」
みんなの間に緊張が走る
吹雪くんは元々、スピードがあって強いが、染岡くんも練習の成果でスピードは上がっているはずだ……
円堂「よーい!…………はじめ!!」
はじめの合図で染岡くんが先に切り込む
それを吹雪くんがボールを奪う
土門「やっぱ、吹雪くんが早いな」
風丸「いや……」
染岡くんも負けずと吹雪くんに付いていく
染岡「雷門のストライカーを舐めんなぁ!!」
一ノ瀬「染岡も早い!」
鬼道「吹雪の動きについて行ってる!!」
2人は互角の争いをする
壁山「特訓の成果が出てるってことっスっかね!」
栗松「オレ達も早くなってるでヤンスか!?」
塔子「なってる!なってる!あたし保証する!!」
そして、染岡くんがボールを奪った
染岡「どおだ!!」
吹雪「やるね」
吹雪くんがマフラーを握った
アツヤ「やるじゃねーか!」
A「!?(人格が変わった…………あれがアツヤくんの人格…………)」
倒れていたはずの吹雪くんが一瞬にして、染岡くんの横にきた
アツヤ「正直、舐めてたぜ……こうじゃなきゃ、おもしろくねぇ!!」
染岡くんがスピードを上げシュートを放つがポストに当たって跳ね返った
そのボールを吹雪くんが捉え、今度は吹雪くんがシュートを放とうとする
アツヤ「もらったぁ!!」
染岡「行かせねーぞ!!」
アツヤ「ヘッ!……!?」
突然、吹雪くん…………いや、アツヤくんがシュートを躊躇った
よく見ると、染岡くんの後ろにリスがいた
吹雪くんの気が緩んでいる間に染岡くんがボールを奪い、シュートを決めた
染岡「見たか!吹雪!!」
みんなが染岡くんのまわりに集まっている間に私は、吹雪くんの元へ向かった
A「吹雪くん」
吹雪「Aちゃん、負けちゃった」
A「アツヤくんって優しいんだね」
吹雪「え?」
吹雪くんは驚いていた
ま、突然アツヤくんの話が出てきたら驚くのは当然だけどね
A「さっき、リスがいたからシュート打たなかったんでしょ?」
吹雪「気付いてたんだ……」
A「うん。結構、乱暴な性格かなって最初は思ったけどね」(微笑
私は、みんなの元へ戻った
〜余談〜
吹雪「優しいだってよ、アツヤ」
アツヤ『う、うるせぇ!//』
吹雪「照れてるの?」
アツヤ『照れてねぇ!!//』
吹雪「フフッ」
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桜舞姫(プロフ) - SAKI☆さん» コメントありがとうございます!たくさん更新出来るよう頑張ります!^^* (2016年8月9日 22時) (レス) id: a231d89748 (このIDを非表示/違反報告)
SAKI☆(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2016年8月9日 18時) (レス) id: eaa21adaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜舞姫 | 作成日時:2016年8月6日 22時