戦う少女 2【エイリア学園】 (ページ41)

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89話雷門VS.真･帝国 5 ページ41

鬼道「佐久間……源田…………」

秋「2人のためには試合を中止した方がいいのかも……」

土門「そうだな！そうすれば、禁断の技を使わせずにすむ！！」

瞳子「試合中止は認めないわよ！」

鬼道「監督！」

瞳子「後半は、私の指示に従ってもらうわ。吹雪くんはFWに戻って、みんな勝つためのプレイをしなさい！」

秋「それじゃ……佐久間くん達が……」

瞳子「これは監督命令よ！」

姉さんが焦っている……

きっと、不動のエイリア石を姉さんも見たのだろう…………

瞳子「私の目的はエイリア学園を倒すこと！この試合にも負ける訳にはいかない！」

鬼道「試合を続けよう」

円堂「鬼道！？」

鬼道「確かに試合を中止すれば、佐久間達の身体を守ることはできる

だが…………この試合は佐久間達の目を覚まさせるための試合…………

今のアイツらにはサッカーを通してでなければ分かってもらえないんだ！勝つことに禁断の技など必要ないということを…………

もし、ここで試合を止めれば完全に佐久間達は影山の影響下に置かれてしまう！！

…………そして、いずれあの技を使って2度と試合出来ない体に…………

やはり！この試合で救い出すしかない！！」

円堂「いいんだな？」

鬼道「構わない」

円堂「分かった……でも、絶対に佐久間達にあの技を出させないようにしよう！」

雷門「「うん」」

円堂「何か方法があるはずだ」

鬼道「…………」

A「だった、技を出させる隙を与えなければいい」

雷門「「！！」」

ｱﾂﾔ「オレに任せな！」

吹雪くん……いや、アツヤくんに視線がいく

A(いつの間にアツヤくんに……)

鬼道「吹雪！？」

ｱﾂﾔ「Aの言うとおり、源田って奴があの技を出す暇もねぇくれぇスゲェシュートをぶちかましてやるよ！」

染岡「オレも協力するぜ！」

鬼道「吹雪……染岡…………」

一ノ瀬「大丈夫さ、鬼道。佐久間にボールは渡さない。サッカーが出来ない辛さはオレが1番分かってる」

鬼道「一ノ瀬……」

円堂「サッカーが好きな奴に敵も味方もない！やろーぜ！2人を守って試合に勝つんだ！！」

雷門「「おぉぉ！！」」

A「姉さん……後半、始まったら少し抜ける｣(ﾎﾞｿｯ

瞳子「A……あなたまさか！！」(ﾎﾞｿｯ

A「アイツ…………

影山零治のところに行ってくる」(ﾎﾞｿｯ