82話 偽のメール ページ34
私たち愛媛へ到着した
途中のコンビニで止まり、休憩を取る
愛媛に設立した、と言うだけで場所までは分からない……
私がジュースを買って飲んでいるとそこへ木暮くんがやって来た
A「？どうしたの？」
木暮「オレ、お前のこと信じてみようと思う」
A「私を？」
木暮「お前が言ったんだろ？1人でもいいか信じれる人を見つけてみろって」
A「覚えててくれたんだ……」
木暮「べ、別に///」
A「そう言えば、まだちゃんと名前言ってなかったよね……私は青空A、よろしく木暮くん！」(ﾆｺｯ
私は手を差し出す
木暮くんは私と手を交互に見る
木暮「あぁ！よろしく、Aさん！」
私の手を握ってくれた
A「私も木暮くんを信じるね！」(ﾆｺｯ
木暮「///」
円堂「何だよ！いきなり！」
円堂くんの声が聞こえた
A「どうしたんだろ？」
私と木暮くんはみんなのところへ戻った
そこにはモヒ……いや、特徴的な頭の少年がいた
？？「愛媛まで時間かかり過ぎじゃね？ってこと」
染岡「何だ？アイツは」
瞳子「キミ、真･帝国学園の生徒ね？」
姉さんが前に出た
円堂「えっ！？」
瞳子「そっちこそ、遅いんじゃない？人を偽のメールで呼び出しといて、今頃現れるの？」
A「偽のメールって……」
瞳子「そもそも、ここ愛媛まで私たちを誘導した響木さんのメールが偽物だったの」
円堂「えっ！？」
瞳子「もう、確認済みよ」
A(姉さん……いつの間に……)
瞳子「すぐに分かるような嘘を何故ついたの？」
不動「オレ、不動明王ってんだけどさ……オレの名前でメールしたら、ここまで来たのかよ？響木の名前を語ったからいろいろ調べて愛媛まで来る気になったんだろ？違うか？」
瞳子「そうね……で、あなたの狙いは何？」
不動「なーに、アンタらを真･帝国学園にご招待してやろーってのさ！」
不動が鬼道くんに視線を移した
不動「アンタ、鬼道有人だろ？うちにはさ、アンタにとってのスペシャルゲストがいるぜ！」
鬼道「スペシャルゲスト？」
不動「あぁ、かつての帝国学園のお仲間だよ」
鬼道「何！？」
不動「ﾌｯ」
鬼道くんが拳を震わせる
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月15日 21時
