59話 追放 ページ11
？？「無様だぞ、レーゼ！」
突然、黒い霧が立ち込めた
円堂「なんだ！？」
雪の丘に治兄さん率いる"イプシロン"が現れた
ﾘｭｳｼﾞ「デ、デザーム様！！」
A「お、治……に……い……さん……？｣
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「！？(やはり、Aは…………)
覚悟は出来ているか？お前たちを追放する」
治兄さんは、黒と赤のボールをこちらに蹴ってきた
突然、リュウジが自分から離すように強く押され私の手から温もりが消えた
A「キャッ……！？リュウジ！！」
突然、押されたため私は尻もちをついた
ﾘｭｳｼﾞ「やっぱ、Aに会えてよかったよ」(ﾆｺｯ
リュウジは最後にあの頃の笑顔を見せて光に飲み込まれて消えた…………
A「リュウジ！！！」
ﾃﾞｻﾞｰﾑ「我らは、エイリア学園1stランク"イプシロン"！！地球の民たちよ、やがてエイリア学園の真の力を知るだろう」
治兄さん達はあやしい光とともに消えた
円堂「イプシロン……宇宙人との戦いはまだ、終わっていないんだ！！」
秋「Aちゃん！！大丈夫！？」
私のまわりにみんなが集まってくる
A(追放って何……？リュウジは……みんなはどこに行ったの？)
私の両目からは涙が溢れそうになる……
リュウジ達を助けられなかった後悔の涙が……
私は、涙を堪える……
泣くのは全部終わってからって決めたから……
A「…………大丈夫……」
私はフラフラと立ち上がる
でも、足に力が入らず崩れてしまう
風丸「おっと！ホントに大丈夫か？」
崩れそうになった私を風丸くんが支えてくれた
A「うん……ありがと……」
風丸くんの手を借り、何とか立ち上がった
私たちはキャラバンへ戻った
そして、京都の漫遊寺中にイプシロンから襲撃予告が入ったため、私たちは京都へと向かうことになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月15日 21時
