戦う少女 2【エイリア学園】 (ページ26)

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74話木暮の実力ページ26

秋「っ避けきれないわ！！」

春奈「木暮くん！！」

A「っ……！！」

木暮「うわぁぁああっ！！」

木暮「う、うわっ！！」

突然、木暮くんが壁山くんの足につまづいて転んでしまった
前のめりになり、その拍子にボールが彼の足が絡まる
そのまま木暮くんは回転を始め、小さな竜巻を起こした

A「え……！？」

いきなりの状況に全員が驚く……

もちろん私も……

やがて、竜巻は勢いを失い竜巻が収まるとボールをとった木暮くんが現れた

木暮「うぅ！い、てて……あれ……？」

シュートが止まったのをみて、円堂くんがイプシロン側を見るがすでにいなかった

円堂「消えた……！」

秋「イプシロンが居ない……！」

夏未「3分経ってる……」

そして、我に返った春奈が嬉しそうな声を発した。

春奈「木暮くん！すごい！！」

目金「偶然でしょ！いわゆるビギナーズラックですよ！」

春奈「ん！？」

瞳子「……偶然だけかしら」

目金「え！？」

春奈「そうですよ……！あれこそ、木暮くんの実力なんだと思います！」

姉さんの方を見ると漫遊寺中の2階校舎の1角……
つまり、ヒロトがいた場所を見ていた
でも、ヒロトはすでにいなかった

A「……(もしかして、姉さんも気づいて……)」

秋「……監督、どうかしたんですか？」

姉さんの視線に気づいた秋が聞いた

瞳子「！いいえ、何でもないわ」

秋の声にハッとした姉さんはいつものように答えた