【マギ】便利屋少女と政務官。【ジャーファル】

解放 ページ10

Aside

シン『君には家族がいない。』

そう言われた瞬間、息が詰まるかと思った。









怖かった。








自分の一番触れられたくないところを触れられてしまったようで





そして、気付けばさけんでいた。







『はやく殺せばいい』と。






するとその瞬間








頬に突然の衝撃がはしった。








ジャ「何が…殺せばいい…ですか。








そんなのは、自分が楽になるための……言い逃れでしょう。」









A「…………っ」









まるで、痛いところを突かれたかのような感覚に襲われた。









A「だって…









もう…何のために生きたら…いいのか…わからないんだもの！









私は孤児だし…罪人で…」





気づけば頬にはたくさんの涙が流れていた。









ジャ「…じゃあもうやめませんか？」









A「…？」








ジャ「もう、これ以上自分を傷つけないでください。







私たちが貴女の生きる道となりましょう。









もう…一人だと思わなくてもいいのですよ。」









A「……っ」









すると、目の前にすっと手が差し出された。








シン「……ここに、いてくれるかい？」







もう…ひとりじゃ……ない。








それは、私が一番欲しかった言葉。








…私…ここにいても…いい……んだ……。








A「………はい‼‼」







そう言って私は差し出された手をとった。









こうして私はやっと自分の居場所をみつけた。









やっと…孤独という大きな檻から解放されたのでした。









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やっと…夢主ちゃんが居場所を見つけることができた…！



と、いうことで…




これからはどんどんジャーファルとの恋路を書いていきたいと思います(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡

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