想定外 ページ8
Aside
ジャ「言われたとおり連れてきましたよ、シン。」
シン「あぁ、ありがとうジャーファル。」
私はジャーファルという人に連れられて、シンドバッド王のもとに訪れていた。
それにしても、私に話があるだなんて…
尋問でもするのかしら？
それで、その後にはきっと…
殺されるのね。
そう思っていたのに…
A「…え…？」
シンドバッド王の唇から紡がれのは驚きの言葉だった。
シン「…だから、貴女をこのシンドリアに迎え入れたい…と、言ったんだ」
は…はいぃ！？
A「…じょ、冗談…ですよね？」
自分を殺そうとした暗殺者を迎え入れるだなんて…そんなのありえないもの…
戸惑い混じりの声で恐る恐る尋ねてみた
シン「いや、俺はいたって本気だが…嫌か？」
A「…っ」
嫌…と、いうか…
そんなこと考えてもみなかったから、どう答えればいいのか…
戸惑う私にジャーファルという人が言葉を継ぐ
ジャ「……失礼ながら、貴女のことを昨日のうちに調べさせてもらったんです。」
A「…っ！！」
ジャ「どこで生まれたか、などということは雲隠れしていてわかりませんでした。
誕生の記録もみあたりませんでしたし…」
A「………」
なんだ…
やっとずっと疑問に思っていた自分のことが知ることができると思ったのに…
私が残念そうに肩を落としていると…
ジャ「…その様子ですと、ご自分でもわかっていなかったのでは？自分とはなんなのか。」
A「……はい……」
孤独だった日々を思い出しながら、小さくそう答えた。
シン「つまり、君は家族がいない。
だから…」
A「だから何ですか！！」
気づけば私は大声をあげていた。
A「哀れに……なった、とでもいうのですか…っ？
所詮は罪人……
早く殺せばいいじゃない……！」
その瞬間、パチンという鈍い音が部屋に響いた。
A「………っ？」
た…たか…れた？
そう、私はジャーファルという人に頬を叩かれたのだ。
A「………っ！！」
シン「ジャーファル！！」
私の頬を叩いたジャーファルという人は、苦しげな表情をしていた。
…どうして、こんな顔をするの？
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夢主ちゃんを叩いた！←想定外��(ﾟДﾟ)
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フラン(プロフ) - 更新すっごく楽しみにしてます！！ あと、麻痺の所の主人公の言葉 『おやすみなさい』の部分が 『おはすみなさい』になってましたよ！ (2017年2月16日 12時) (
レス) id: 7e36a6fde4 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - ユフィさん» 控えめに言ってめちゃめちゃ嬉しいです！！話数的にあとちょっとですが、最後までよろしくお願いします！ (2016年12月18日 16時) (レス) id: 7a6263ada5 (このIDを非表示/違反報告)
ユフィ(プロフ) - 茜さん» 久しぶりの更新ですね！ちゃんと見てますよ〜！ジャーファルさんと夢主ちゃんかわいいですね♪更新頑張ってください♪ (2016年12月18日 15時) (レス) id: fb1a49826a (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - けーじろーさん» も…もったいなき御言葉！！ありがとうございます&更新遅くてすみません！ はやく更新できるよう、頑張ります！ (2016年9月25日 10時) (レス) id: 4df2c4eb49 (このIDを非表示/違反報告)
けーじろー(プロフ) - めっちゃ続き気になるぅ〜！ゆっくりでいいので頑張って下さい♪ (2016年9月25日 10時) (レス) id: 3429c2729d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜 | 作成日時：2016年6月17日 0時
