【マギ】便利屋少女と政務官。【ジャーファル】

ピンチ ページ37

シャルルカンside



これはマズイ




A「…っもう一杯〜〜」





完全に酔っ払ってるな…





シャル「A…もうやめといた方が…((男1「いい飲みっぷりだねぇお嬢さん！」


シャル「…はぁあ…」




……やっぱりAをこんなところに連れてくるんじゃなかったぜ…




不覚…



これじゃ、帰るに帰れねぇし……





男(アリババ)を男だらけの酒屋に連れてくるのと

女…というか、美女を男だらけの酒屋に連れて来るのとは訳が違った…



と、いうことに今更気づき後悔する。



と。



男2「おい、兄ちゃん」


1人の男が声をかけてきた。


シャル「…何だぁ？」


気怠げにそう答えると男はニヤリと微笑み、もう1人の男を指差した。


男2「うちのボスがあんたの連れの嬢ちゃんを気に入ったらしいから、もらってくぜ〜？」


男が指差した先にいたのは


酔って意識のないAと、



それを抱き寄せる体格の良い男。



シャル「それは、出来ねぇよ」


と、抗議をするも、



男2「あぁあ？ボスに逆らうなんて命知らずだなお前」


と。



今度は体格の良い男が見覚えのある刀を取り出した。



シャル「…っお前、それ…っ」




それは俺の刀だった。



男1「ん〜？どうしたぁ？やるかぁ？」




武器を持った男と

何も持たねぇ俺とでは勝負が見えていた。





…でもかといってAを見捨てるなんて出来るわけもなく…







何かなすすべが無いか、考えている





と。





男がAの服のボタンに手をかけた。






あいつ…っ！





思わず立ち上がると





男の手下であろう、他の男たちが俺を向こうには行かせまいと抑えてきた。




シャル「…っくそ！」




と、どうしようも出来ないままその男たちに抗っていると…





バンっ






勢い良く扉が開け放たれた。







音のした方を向くと、そこには思いがけない人物がいた。






銀髪の髪に



少し着崩れた官服。



走ってきたのだろうか、汗で少し髪が肌に張り付いている。


そう、そこにいたのは




ジャーファル先輩でした。




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作者の茜です！
今日はとっても更新がサクサク進んでますね♪

インスピレーションが頭を駆ける☆

それにしても男1…夢主ちゃんとこんなに接触させる予定ではなかったんですけど…笑

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