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〜屋上にて〜
0012は誰かに屋上まで連れてこられた。
さっきの恐怖でまだ震えていた手をそっと誰かが握りしめ、優しい声で語りかけてきた。
⁇「大丈夫?何かあった?」
0012「あ、貴方は…誰?」
LAN「俺はLAN。ボスというかタンクみたいな役割(?)」
そうLANが言うと、彼女はもっと震え始める。
0012「私!囮なんですか?!死ぬんですか?!」
彼女は必死にLANの胸元に手をやり、訴えかけてきた。
LAN「いやいや、とりあえず落ち着こ?大丈夫だから。俺はただ君と少し話がしたくて…」
そうLANは手を両手で包み込むと、少し安心したのか体の力が少し抜けた。そして彼女はこう聞く。
0012「話って、、なんですか…」
LAN「君確か未来を見る能力を持ってるんだよね?俺も能力持ちなんだ。だから君の苦労、すっごくわかる!」
すると0012は少し笑顔になった。今までに彼女が必要としていた言葉をかけてくれたからだ。
0012「…分かってくれるんですか…だったら、嬉しい。」
LAN「そんな君にお願いがあるんだけど、、"今から俺の言うことに従え"」
その瞬間、一気に雰囲気が変わった。
LANは声色を完全に変えてそう言うと、彼女はまるで"洗脳されたかのように"目に光がなくなりこう言う。
0012「はい。」
LAN「俺が聞くのは一つだけ、次マフィア界のトップに立つのは…どこだ?」
そう聞くと、0012は目を瞑り能力を使った。そしてLANに耳元で伝えた。
0012「・・・・・・・・」
聞いた瞬間、LANの頭に色んな何かがよぎる。
LAN「!?…了解。じゃあお前はもう用済みだ。」
グサッ
彼女の心臓をナイフで貫き、彼女はそのまま倒れた。
その様子をじっと見つめながら、LANは決心する。
LAN「待ってろよ…
俺らがトップになってやる。」
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moca🎼 - 続き待ってまーす (12月3日 16時) (レス) @page47 id: 27bbe21924 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - インフルエンザ…大変ですね…ゆっくり休んでくださいね! (9月22日 15時) (レス) @page47 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
でんぱぱん(プロフ) - 栞さん» 返信遅れてごめんなさい!そしてありがとうございます!小説の力があってか、現代文と古文の点数が上がりました!(笑)これからも応援宜しくお願い致します! (9月17日 22時) (レス) id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - テストお疲れ様です!これからも応援してます! (9月10日 8時) (レス) @page39 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 栞さん» ありがとうございます!小説で鍛えた語彙力を苦手な現代文に少しでも活かせたら良いなって思ってますw! (8月27日 14時) (レス) @page2 id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でんぱぱん | 作成日時:2023年8月12日 9時