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みこと視点
みことは手錠で拘束されている女を連れて近くのベランダまで来た。
みこと「此処は場所も安全やと思うから、そんな暗い顔せんでもええよ。」
そう声をかけるが、女は暗い表情のままだった。ずっと俯いてるため中々目もあわない。
女がそんな様子なためみことは彼女の頬を優しく両手で触り、顔を上へ向かせた。
その途端綺麗な緑色の瞳と目が合う。
彼女は珍しくびっくりとした表情をしていた。
みことはそんな瞳を見つめ、にっこり笑いながらこう言う。
みこと「やっと目があった！」
彼女は頬を赤らめた。こんなかっこいい人が、この世に存在するのだと。
それと同時に緊張が少しとけたのか、彼女は初めて声を出す。
女「貴方は誰…？なぜ、私を此処に…？」
みこと「俺はそこら辺のマフィアかな。君らを助けにきた。君の名前は？」
0012「私の故郷は…名前をつけない…けど、番号は0012。」
みこと「じゃあ0012ちゃんで！」
みことが微笑みながらそう言うと、彼女は少しクスッと笑う。
みこと「あ！笑った！よかった！ところで俺がなんで此処に連れてきたかやんな？単刀直入に言ってしまうと君が今回の最高商品らしいから、場を乱すために君をバレづらい此処に連れてきたんよ。」
0012「…やっぱり私の能力が…。」
みこと「能力が使えるんや！どんな能力？」
能力のことは聞いてなかったため、みことは単純に気になって聞く。
0012「未来を見ることが出来る能力。非現実的だけど、昔からその能力があった。でも周りは気持ち悪いとか言って手放されて…結果此処にいる…」
彼女は少し涙ぐんでいた。それをみたみことは焦った様子だった。
みこと「うわぁ！泣かないで！大丈夫！俺は全然いい能力やと思う！！」
0012「ふふ、優しいのね。ところで、私は今から故郷へ帰れるのかしら？」
彼女がそう聞くと、みことは不思議な顔で見つめた。
みこと「何言ってるん？
0012ちゃんは"囮"やけど。」
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moca🎼 - 続き待ってまーす (12月3日 16時) (
レス) @page47 id: 27bbe21924 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - インフルエンザ…大変ですね…ゆっくり休んでくださいね！ (9月22日 15時) (レス) @page47 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
でんぱぱん(プロフ) - 栞さん» 返信遅れてごめんなさい！そしてありがとうございます！小説の力があってか、現代文と古文の点数が上がりました！(笑)これからも応援宜しくお願い致します！ (9月17日 22時) (レス) id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - テストお疲れ様です！これからも応援してます！ (9月10日 8時) (レス) @page39 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 栞さん» ありがとうございます！小説で鍛えた語彙力を苦手な現代文に少しでも活かせたら良いなって思ってますw！ (8月27日 14時) (レス) @page2 id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんぱぱん | 作成日時：2023年8月12日 9時
