過去編 ページ29
暇72視点
〜5年前〜あの組織内にて。
5年前はまだ俺もLANもまだ10代半ば。
俺がまだ下っ端で、雑用係としてあの組織との交渉についていった時の話。
組織内をまわっていると、1人とてつもない資料などを持って色んな人にペコりながら走っている奴がいた。
俺と同じ雑用係かなと思ったが、みてる限りその雑用係を楽しんでやってるように見えた。
不思議な奴だなと思い、俺はそいつについていってみることにした。
「LANコーヒーいれてくれ。」
「LAN、ちょっとサンドバックになってくれよw」
なんて言いながら、そいつをボコボコにしていたり、見ていて心が痛かった。
可哀想だな…なんて思いながら一瞬目を離して視点を戻すと、そこにはもうLANがいなかった。
俺は慌てて探しにいった。俺はなんでこんな必死に探してるんだろうと思いながら。
そう探していると、LANが建物の裏でナイフを振っているのを見つけた。
俺はチャンスだと思い、話しかけてみた。
暇72「あの…」
そう俺が話しかけると、LANは振り向いた。
LAN「誰？」
暇72「俺は暇72、ウェスト・マフィアの雑用係。」
そう言うとLANは笑顔で俺の手を握ってきた。
LAN「雑用係って…俺と一緒じゃん！！！」
なんでこの人そんな喜んでるんだ？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
LAN「はい！腹減っただろ？」
そう言いLANはパンをくれた。
暇72「ありがとう。…質問なんだけどなんで今ナイフ振ってたの？」
そう言うと、LANは笑顔から真顔になった。
情緒不安定だなぁと思っていると、LANは口を開けた。
LAN「…おれはいつか…組織を立ち上げたいんだ。俺はずっと孤独だった。母はいたが、仕事で帰ってくる日は少なくてほとんど独りぼっち。それにお金がなくてどうしようって思ってたからここの組織に入ったんだ。でも毎日ボコボコにされるし資料は重いしで大変だよー。」
LAN「でもな、こう言う時はポジティブに考えるんだ！こういう経験をバネにして、絶対組織を立ち上げるってね！」
俺はコイツの今の話に救われた気がした。
それに話してみて思ったのが、コイツはすごく優しい。裏社会には滅多にいない逸材だ。もしかしたらコイツは、、めちゃくちゃいいボスになるんじゃないかと思った。
そして俺は決心した。
暇72「俺、お前について行く。一緒に叶えようぜ。」
これが俺たちの始まりの瞬間。
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moca🎼 - 続き待ってまーす (12月3日 16時) (
レス) @page47 id: 27bbe21924 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - インフルエンザ…大変ですね…ゆっくり休んでくださいね！ (9月22日 15時) (レス) @page47 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
でんぱぱん(プロフ) - 栞さん» 返信遅れてごめんなさい！そしてありがとうございます！小説の力があってか、現代文と古文の点数が上がりました！(笑)これからも応援宜しくお願い致します！ (9月17日 22時) (レス) id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - テストお疲れ様です！これからも応援してます！ (9月10日 8時) (レス) @page39 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 栞さん» ありがとうございます！小説で鍛えた語彙力を苦手な現代文に少しでも活かせたら良いなって思ってますw！ (8月27日 14時) (レス) @page2 id: a926ca659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんぱぱん | 作成日時：2023年8月12日 9時
