11話:お誘いフレンズ! ページ13
数学科の先生に、勉強を教わって
すぐにサッカー棟へ向かった。
貴方「あ、瀬戸さん、山菜さん。」
瀬戸「お!期待の監督補佐じゃねーか。遅かったな。あと、アタシのことは水鳥でいいぜ。同い年だし、気軽に話しかけてくれよ!」
山菜「私も、茜って呼んで欲しい。」
貴方「は、はいっ。えっと、2人にお願いがあるの。」
瀬戸「どうした?」
貴方「今度、神童くん達と勉強会をする事になったんだけど、2人にも来て欲しいなと思って。」
山菜「シン様が居るなら、私は行く。」
瀬戸「アタシも行こうかなー。1人で勉強するより、大勢の方が楽しいしな!」
山菜「これ、絶対勉強しない流れ。」
貴方「た、確かに……。日にちは追って決めるらしいから、またメールするって神童くんが。」
瀬戸「じゃあ、アタシらともメアド交換しようぜ。」
貴方「ぜひ!」
水鳥ちゃんは面倒見が良くて姉御肌って感じ。茜ちゃんは、神童くんの事が、とても好きで、少し不思議な雰囲気の可愛らしい女の子。マネージャーさんはみんな優しくて、近くに居ると安心する。
貴方「ありがとう二人とも。」
瀬戸「良いって!まだここら辺のこと全然知らねぇだろ?分からないことがあれば、なんでも聞けよ!」
山菜「今度美味しいパスタ屋さん、一緒に行こう。」
貴方「うん!」
円堂「おーい、藤咲。ちょっといいかー?」
瀬戸「お、さっそく監督補佐出動か?頑張れよ!」
貴方「はい!」
会話を重ねる度に、みんなのことが少しずつ分かってきて、とても嬉しい。私も、サッカー部の一員になれている気がする。
円堂「藤咲。これを見てくれ。」
貴方「これは?学校名…ですか?」
円堂「ああ。今まで雷門…天馬たちが戦ってきた学校や、チームだ。」
貴方「こんなに…。幻影学園、木戸川清修中学、白恋中学、それにプロトコルオメガ……他にもたくさんありますね。」
円堂「天馬達が、サッカーを通して繋いできたものだ。時空も超えてな。それで、夏休みにみんな集めて合宿を名目に、試合をしたいんだ。」
貴方「強化合宿ということですね。私は何をすれば?」
円堂「それぞれ招待状を出して欲しい。」
貴方「招待状?」
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作者名:暁兔 | 作者ホームページ:
作成日時:2022年2月18日 23時