漆話 / DBF編 ページ8
「バカバカしい…!私たちはそんなゲーム絶対に受けないわ!!」
「ナミさん…これは海賊の世界では暗黙のルール……!逃げ出せは大恥をかくことになるぜ……」
「いいじゃない恥をかくくらい!」
「生き恥を晒すくらいなら死ぬ方がいい」
「右に同じく」
『随分と男前じゃあないか。ちなみに私は仲間ではないのだけれど見学でも善いかい?』
「えっ、!?Aちゃんいまおれのことを男前って〜〜〜♡?」
「黙りなさいよアンタたち!!」
次の瞬間、ドン…ドォン……と二発の銃声が空に鳴り響いた。
二人の船長が同時に放つ銃弾がデービーバックファイト開始の合図。
「「…ゲームを、受諾した〜〜〜ァ!!!!!!!!」」
「…あンの、バカ!!」
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ゲーム開始前のロングリングロングランドは、まるで祭りのような熱気に包まれていた。
「フランクフルト〜フランクフルトもあるよ!」
「賭け金はこっち!!出場メンバーは準備してね!!」
「うはー何か楽しいことになってきたなぁ!!これ全部割れ頭の仲間か?」
呑気に飲み食いし始めたルフィをしばいたナミ。
なんでも仲良くなった馬と御老人を助けるためにゲームを受諾したのだとか。
その最中幹部のポルチェが壇上に立って「敗戦における3ヶ条」を宣誓し始めた。
「一つ!!『デービーバックファイトによって奪われた仲間・印全てのものはデービーバックファイト以外における奪取以外認められない!!』」
「一つ!!『勝者に選ばれ引き渡された者は速やか敵船の船長に忠誠を違うものとする!!』」
「一つ!!『奪われた印は二度と掲げることを許されない!!』
以上、これを守ると誓いますか?」
「誓う!!」「あァ、誓う」
三枚のコインが海へと投げられ、正式に麦わらの一味vsフォクシー海賊団の戦いは幕を開けた。
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「なんでアンタたち平然としてられるワケ…」
『まァ気を落とさずに。君達が負けたら私は
「仲間」を失うこの遊戯で、居候の私だけは罰を免除することを条件につけてもらった。
彼等のせいで訳の分からない連中に下るのなんか御免被るよ。
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まどろみマフィア(プロフ) - ぽ、ぽぽぽぽぽポートマフィア?!なんですと?!ギュフフィンフィン(ポトマが出てきて歓喜中の中也推し) (1月25日 0時) (レス) @page37 id: 2cd01fe314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠 | 作成日時:2022年11月7日 10時