72話 バッドタイミング ページ35
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そうして現在に至る。
冷静に考えれば、いや、考えなくても、彼は悪くない。
完全に自分が悪い。
わかっていたのに、彼に酷いことをしてしまった。
自分で自分を守れない、心配をかけてしまったという自己嫌悪を彼に八つ当たりしてまった。
『よし、明日謝ろう。』
決心して、湯船からザバッと上がる。
身体が軽くなった気がする。
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風呂から上がると、スマホにメールが届いていた。
マネージャーからだ。
“この前受けたブランドのCMの撮影、急遽明日の朝からになっちゃったから、悪いけど学校休んで(>_<)
学校には私から連絡いれておくから!
本当にごめんね! おやすみ。”
撮影の日にちがずれたのは仕方ないが、タイミングが悪すぎる。
『ああああ、どうしよう…。』
これじゃあ、まるで、私が彼を避けて仕事を入れたみたいじゃないか。
『“了解です。おやすみなさい。”』
とりあえず返信をして、考えることをやめた。
ベットに横たわり、夢の世界へと意識を手放した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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弥生(プロフ) - や ちさん» はじめまして!読んでいただき、ありがとうございます!感想も頂けて嬉しい限りです!ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!! (2017年7月28日 11時) (レス) id: d3dedf91a0 (このIDを非表示/違反報告)
や ち(プロフ) - はじめまして!今日この作品を見つけてから、一気に読み進めてしまいました*"黄瀬の恋している男の子"感がとっても可愛くてすごく恋の進展気になります!!今後も執筆活動頑張ってください!* (2017年7月28日 11時) (レス) id: 1e979edaaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作成日時:2017年6月15日 6時