67話 オレだけ ページ29
────no side
両者、手の読み合いが続く。
短い時間のはずなのに、2人の間、そしてチームメイト達の集中が、その瞬間を長く感じさせる。
そして、
『フォームレスシュート…。』
黄瀬が動いた。
誰もがそのままシュートだと思ったその時、
『!?』
黄瀬のとった手は、
『笠松先輩…!?』
笠松へのパスだった。
これなら流石の青峰も反応できまいと思ったが、
『後出しで、止めた!?』
青峰は、笠松へのパスをありえないスピードで止めた。
青「オレの勝ちだ、黄瀬。
らしくないことしたせいであっけない幕切れ
だったな。
結局の敗因は
最後の最後に
黄「そうかも、しんないっスね。」
黄「(確かに最後パスしなければ勝てたかもしれない…けど、
オレだけじゃここまでやれなかったし、オレだけじゃとっくに試合を投げてる、だから)」
黄「だから、負けるならまだしも、オレだけ諦める訳にはいかねーんスわ。
敗因があるとしたら、ただ、まだ力が足りなかっただけっス。」
青「フン、当たり前の事言ってんじゃねーよ。」
その後、海常は桐皇にくらいついていった。
どちらも決して諦めなかった。
そして、
「終了ーーーー!!!!」
試合終了を告げるアナウンスが会場に響き渡った。
────海常は桐皇に敗北した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
弥生(プロフ) - や ちさん» はじめまして!読んでいただき、ありがとうございます!感想も頂けて嬉しい限りです!ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!! (2017年7月28日 11時) (レス) id: d3dedf91a0 (このIDを非表示/違反報告)
や ち(プロフ) - はじめまして!今日この作品を見つけてから、一気に読み進めてしまいました*"黄瀬の恋している男の子"感がとっても可愛くてすごく恋の進展気になります!!今後も執筆活動頑張ってください!* (2017年7月28日 11時) (レス) id: 1e979edaaf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:弥生 | 作成日時:2017年6月15日 6時