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そして、さっきあったことを、二人に全て話した。
あんたチクったの?!なんて言われるかもしれないらから
メアリ達の名前は隠しておいた。

ni「そうか〜…。話してくれてありがとうなぁ…。」

優しく微笑む兄さんを見て、何だか凄く安心した。
肩の力がふっと抜けていくような、そんな感じがしてまた涙を流す。

今日は良く泣くなぁ…w

暫く泣いて、気持ちがスッキリしてきた頃。
コンコン…と、弱々しいノック音が聞こえてきた。

sn「…はーい?」

ペ神は、席を立って扉を開けに行く。
ペ神が扉を開けた後、小さな男の子と大きな男の子が入って来た。

彼等も攻略対象。つまり、我々だのメンバーだ。

一人は、ペ神と同じように、顔に天と書いてある雑面を付けていて
時々くる風が雑面を捲れば、綺麗な顔が見える。

もう一人はぐったりとしていて、綺麗な顔ではあるが
目の下にクマができていて、今にも死にそうな顔をしていた。

え、?ロボロとトントンやんけ…。

rb「トントンが徹夜で倒れてしまってん!どうしよ!!!」

焦ったロボロは大きな声を出してペ神に訴える。
ペ神はすぐにベッドの用意をして、そこにトントンを寝かせた。

tn「う"〜…」

苦しそうに唸るトントンは、横になると少し楽そうな顔をした。

sn「トントン。今は楽になるまでここで寝ててね。」

ペ神がそう言って毛布を掛けようとすると、トントンは起き上がった。

tn「まだダメや!彼奴らが残した書類終わっとらんねん!!!」

そう言い、ベッドを降りようとするトントンを
ペ神とロボロは、必死に止めようとしているが、
トントンが離せ離せと暴れるので、どうにもこうにもできなさそうだ。
遂には兄さんまで止めに行く。

が、それでもトントンは言うことを聞こうとしなかった。

すると。

sn「Aちゃん!ちょっとこっち来て!」

とペ神に呼ばれる。
何だ何だと思って行けば、トントンの方へ勢い良く押された。

『わぎゃっ?!』

そのままトントンの懐にぽすん…と収まる。
するとトントンは、暫くの静止の後、私の頭をグリグリと撫で始めた。

tn「…可愛ええなぁ〜♡♡
俺、今日、この子と一緒に寝るわ〜!♡♡」

『は?』

私、聞いたことあるぞ。
徹夜トントンは知能が低下して、
ぐるっぺんくん(5)と同じくらい、いや、下手するとそれより下の
精神年齢になると…!

sn「な?トントン。可愛ええやろ〜?
ちょっとでええから、その子とお寝んねしてみよか?」

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梨ノ花 - これ、すごくおもしろいです!!続き楽しみに待たせていただきます! (2020年1月7日 14時) (レス) id: 68fe349586 (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - 空さん» 良いですよ〜! (2019年12月26日 10時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します、支援絵書かせていただきたいですよろしいでしょうか? (2019年12月26日 4時) (レス) id: e07e09f1ac (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - momoさん» そうですか?ありがとうございます (2019年12月25日 22時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 面白いわ (2019年12月25日 16時) (レス) id: aa01b00976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:古津えう。 | 作成日時:2019年12月18日 22時

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