タカラモノ。 ページ20
Aside
何よ太宰さんも安吾さんも。
またそうやって、私のこと突き放すの?
A「…………」
目の奥がじんと熱くなり、急いで上を向く。
A「しっかりしろ、ばか。」
こんな事で弱音を吐いていちゃ、幹部補佐なんてやってられない。
中也「おう、そんなところでなにしてんだよ」
A「中也さん」
私は、彼になら話したいと思って、今日の出来事を全て話した。
中也「ふぅん………太宰の事だ、また何か考えがあるんじゃねぇか?」
A「………中也さんも、太宰さんの肩を持つんですか?」
中也「そう言う訳じゃねぇよ、ただ、太宰の考えを1度聞きてぇなってだけだ。このまま何も分からないまま拒否され続けたら、手前だって不安になるし、何より、1人で任務に行くとか、言い出すだろ?」
中也さんには全てお見通しのようだ。
中也「彼奴は、理由無しに手前を突き放したりなんかしねぇよ。」
中也さんの瞳が悲しそうに揺れた。
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時