目が合えば。 ページ49
太宰side
私はAの唇にそっと触れた。
それだけでは我慢出来なくなって、
私はAの唇にゆっくりも私の唇を近づけた。
太宰「………抵抗しないのかい?」
そう言うと、Aは首を振った。
A「今まで私はずっと貴女を疑っていた。ごめんなさい、太宰さん………」
Aは悲しそうな目で俯いた。
元はと言えば私のせいなのに、こうやって私に誠意を持って謝ってくれる事が、とても嬉しくて、苦しかった。
私は意を決してAの唇に私の唇を触れさせた。
彼女は私を受け入れてくれた。
唇と唇がぶつかり合う音だけが病室に響き渡る。
その音が、段々艶かしくなって、Aの声も響くようになった。
この感覚は何時ぶりだろう。
全てが包まれるような感覚。
私の中の何かが救われた気がした。
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時